「ジャニーズも、ナベプロのように凋落していく……」SMAP解散騒動を、週刊誌はどう伝えたか
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現代の特集の中で、これはというところだけを紹介しておこう。
1993年、胃がんのためにこの世を去ったアナウンサーでタレントの逸見政孝さん(享年48)。その死について妻の晴恵さんは、夫の死後に上梓した本『私ががんを恐れなくなった理由』(扶桑社)の中でこんな思いを吐露している。
「主人の手術はやらないほうがよかった。あの時、どうしてセカンドオピニオンを受けなかったのか。悔やんでも悔やみきれません」
そして今、逸見さんの息子・逸見太郎氏はこう語る。
「身近な人が将来万が一がんと診断された場合、どうか逸見政孝を思い出してください。そして、父や私たちの失敗を繰り返すことなく、堂々とセカンドオピニオン、サードオピニオンを取ってください。主治医の説明を聞く時は、ある程度病気について勉強した上で、しっかりとインフォームド・コンセントを受けてください。それは『医師を疑うこと』ではなく、『最善の治療を受けるために不可欠なこと』なのです」
医者任せにしないで、患者側も病気について知識を持ち、恥ずかしがらず面倒くさがらずに、他の医師の意見を聞くことは重要である。
また、昨今は価格の安いジェネリック薬品が多く出回ってきているが、これにも注意が必要だと現代は警鐘乱打する。
ジェネリック薬品に詳しい薬剤師の深井良祐氏が語っている。
「先発薬からジェネリックに切り替える際に、たいていの薬剤師は『有効成分は同じです』という説明をします。しかし、実際のところ、先発薬と同じ薬の効き方になるとは限りません。医薬品には複数の特許が絡んでいます。有効成分の特許である『物質特許』が切れていても、添加物に関する『製剤特許』が切れていない場合、まったく同じ薬は作れない。薬の効き方のスピードや強さなどがまったく違ってくることもあるのです」
また長尾クリニック院長の長尾和宏氏は、今のような状況にやはり警鐘を鳴らす。
「日本のジェネリック医薬品には安かろうは悪かろうという面が少なからずあります。アメリカではジェネリック局のような機関が品質管理を厳しく行っているので、安かろうはよかろうが可能です。しかし日本では品質のチェックが甘い」
テレビで大宣伝しているものは疑え。これは薬にもいえるのであろう。
さて、リオ五輪が終わった。印象に残ったのはやはりウサイン・ボルトの100メートル走3連覇だが、日本人選手たちもそれなりに頑張った。そんな話しをいくつか。
水泳界の「澤穂希」といわれ、日本代表チームの主将を務めている金藤理絵は、200メートル平泳ぎで見事金メダルを取ったが、闘争心を前面に出すタイプではないという。
文春によると、コーチが厳しい練習を指示しても、自信がないのか「嫌です」と答え、衝突することも多かったという。
この金藤を支えてきた下町企業があるそうだ。学校の水泳用品や介護用品を製造販売する東京・墨田区の「フットマーク」社がそれである。
同社は知る人ぞ知る独創的な会社だそうだ。磯部成文会長は「介護」という言葉を発明し商標登録しているそうだ。
金藤の着た水着は同社が販売契約を結んでいるイタリアのメーカー「Jaked」で、帽子は「フットマーク」社製品だそうである。
美人スイマーが多い中、澤似の金藤に親近感が湧く。
日本競泳界史上最多の7種目に出場し、惜しくもメダルは逃したが、まだ16歳の池江璃花子。次の五輪が楽しみな逸材だ。
新潮によれば、この池江、生まれたときから「水の申し子」だったそうだ。彼女の祖母がこう話している。
「私の娘は、璃花子だけでなく、7つ上の姉、3つ上の兄も水中分娩で産みました。姉と兄は専門病院だったのですが、璃花子の場合は助産婦さんに自宅まで来てもらって、お風呂場の浴槽で出産した。水中分娩は、母親にも生まれてくる子どもにも、負担の少ない出産方法です」
彼女は身長170センチに対してリーチは184センチもあるという。それは池江が小学生になる前に離婚した父親が身長190センチあったからだそうだ。
これから水中分娩が流行りそうな気がする。
卓球の福原愛(27)はいくつになっても「愛ちゃん」と呼びたくなるほど、小さな頃の面影が残っているように見えるが、もう立派なオトナの女性である。
新潮はその愛ちゃんに対して「重武装だけが注目を集めるようでは勝てない」と、実に失礼な書き方をしている。
ここで重武装というのはティファニーで統一したコーディネートのことだ。スタイリスト氏がこう語る。
「ハート型のネックレスはダイヤが入っていて50万円強。イエローゴールドのピアスは7万円弱。更にブレスレットは18Kローズゴールドにダイヤをちりばめたもので、50万円弱になります」
それらの多くは交際中で結婚もウワサされている台湾の卓球選手・江宏傑(27)からの贈り物ではないかといわれているそうだが、愛ちゃんにとっては大きなお世話だろう。
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