大渕愛子弁護士問題を『バイキング』が急きょ差し替え!「クレームが面倒なので……」
#フジテレビ #弁護士 #大渕愛子
顧客から不当な報酬を受けながら、長く返金に応じなかった問題で、東京弁護士会から業務停止1カ月の懲戒処分を受けた大渕愛子弁護士は、月曜レギュラーを務めるTBS系『白熱ライブ ビビット』などを欠席。同番組のHPからも写真が削除されるなど、事実上の降板状態となっている。
さらに、ネット上では“悪徳弁護士”などといった批判が飛び交うほどのイメージダウンで、処分期間が明けても、すんなり番組復帰できるかどうかは不透明なままだ。
そのせいか、当の大渕弁護士がこれ以上の汚名が広がることを避けようと、関係者を通じてこの件を報じたワイドショーなどにクレームをつけたという話が聞かれる。
「クレームの内容は言えませんが、大渕弁護士の件を伝えたニュースの内容に不満があったようです。情報番組は“報道”というジャーナリズムの性格上、そうしたクレームにも臆することはないという姿勢を取っていますが、バラエティ番組などは別。『大渕弁護士から猛抗議が来た』となれば、この話題自体に触れないようにする弱腰姿勢ですよ」(フジテレビの情報番組ディレクター)
とばっちりを受けたのは、フジテレビ昼のバラエティ番組『バイキング』だ。
「8月10日の放送分で、当初は大渕弁護士の件を大きく取り扱う予定だったんです。でも、ほかの番組でクレーム騒ぎがあったため、担当者が面倒がって、急きょ取りやめたんですよ」(同)
当日、『バイキング』では司会の坂上忍、おぎやはぎが、芸能ニュースについて、松嶋尚美やアンガールズ、ゲストのタレントらと議論する企画の中で、大渕弁護士が処分を受けた経緯を伝え、徳原聖雨弁護士に解説してもらう予定だった。
「ここでは、大渕弁護士が学生時代、アムラーファッションでディスコ通いをしていたこと、『怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込む』という、彼女の座右の銘、最近は弁護士全体の収入が減って貪欲な弁護士が増えたという話もやる予定だったそうです」(同)
大渕弁護士が問題を起こしたのは2011年だが、人気番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演し始めたのはその直後のことで、まさに「金に困った弁護士であった可能性」も示唆する話になる可能性があった。
しかし、『バイキング』はあくまでバラエティ番組で、タレントの色合いも強い大渕弁護士と対立するのを避け、結局この企画は白紙に。当日の放送はリオ五輪についての特集がメインで、ゲストの徳原弁護士は番組中、発言する機会がほとんどなかった。
「こういう面倒くさいタレントは避ける傾向にあるのがテレビ界。イメージダウンがなくても、何かとイチャモンがつくようなら、触らぬ神に祟りなしってことになっていくかも」(同)
どちらにしても、タレント仕事は減っていく運命にあるのかもしれない。
(文=李銀珠)
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