都市伝説やオカルトがてんこ盛り! ガガも登場の斬新ドラマシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』
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日本の夏の風物詩といえば怪談話。連日酷暑が続く中、怖い話でも聞いて少しでもヒヤッとした気分を味わいたいもの。そんな夏にぴったりな海外ドラマが『アメリカン・ホラー・ストーリー』だ。
全米では今、ホラーやダーク・ファンタジーといったジャンルが大人気。『ウォーキング・デッド』を筆頭としたゾンビものから、『死霊のはらわた』や『スクリーム』など、大ヒット映画のドラマ版も続々制作されている。『アメリカン・ホラー・ストーリー』は、アメリカの都市伝説やオカルトをモチーフにしたアンソロジー・シリーズだ。
シーズン1『呪いの館』の舞台は幽霊屋敷。シリーズの中で最も正統派ホラーに近いのがこのシーズン1だ。名作ホラー映画へのリスペクトを感じさせる描写を随所に盛り込んだスタイリッシュな映像は、独特の空気感を生み出している。ある人物の目には老メイドがセクシー・メイドに見えるなど、エロティックでミステリアスな世界は一見の価値があり。ホラーの定石を打ち破る“触れる幽霊”や、謎の全身ラバースーツの男といった、トリッキーなキャラクターにも注目だ。
シーズン2『精神科病棟』の舞台はその名の通り、1964年の精神科病院。精神異常と判断された犯罪者たちを専門に収容するこの病院を舞台に繰り広げられるドラマは、次第にミュータントやエイリアンまで登場するトンデモ展開に。その想像の斜め上を行くオカルティックなストーリーには賛否もあるが、好きな人はドハマりすること、必至だ。
シーズン3『魔女団』ではセイラムの魔女裁判をモチーフに、その迫害を逃れた魔女たちが、ひそかにその力を伝承させる魔女学校を運営しているという設定。奴隷虐待の貴婦人マダム・ラローリーやブードゥー教の女王マリー・ラヴォーなど実在の人物も取り入れ、虚実入り乱れたドラマが展開される。
シーズン4『怪奇劇場』のテーマはフリークス。『精神科病棟』でも取り上げていたフリークスたちのドラマをさらにブラッシュアップさせたこのシーズンでは、1950年代に見世物小屋を舞台に、妖しく、幻想的なドラマが描かれる。
そしてシーズン5『ホテル』では、80年代を舞台に“人食いホテル”に暮らす女伯爵が夜な夜な繰り広げる妖艶な日々と惨劇を、濃密に描き出していく。
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