
お笑いトリオ・鬼ヶ島解散?投票アプリ「TIPSTAR」がファン交流イベント開催
記者がママを直撃すると、3人の医師とはネットで知り合ったが、所属の病院は不明。施術は、潘さんが自ら望んだもので、あくまでも自分は悪くないという主張だが、「現在、医師たちと連絡が取れない」と話していることから、3人が医師免許を持っていたかどうかも怪しい。
中国では美容整形におけるトラブルが後を絶たないが、特にヒアルロン酸注射は、今年1月に遼寧省大連市で女性が失明するなど、被害が急増している。大連医科大学附属第一医院整形美容科の秦宏智主任は「半島晨報」(1月11日付)の取材に対し、問題点をこう指摘している。
「プチ整形がブームになっているが、資格や許可証のない医療機関や施術者が負の影響を与えている。彼らは“殺し屋”を養成しているのに等しい。それに、非正規のルートで手に入れた注射液には、ヒアルロン酸がまったく含まれていないことも珍しくない」
この一件は、中国で横行する職場でのパワハラと、美容整形業界のずさんさの2つが重なった末の悲劇といえそうだ。
(文=中山介石)