「売れるためなら、なんでもアリ?」色恋営業に走るグラドルの品格
#グラドル #吉沢さりぃ #グラドルもつらいよ!
先日、某有名週刊誌にて“底辺グラドル”の称号を頂いた、吉沢さりぃです。底辺ほど、ポジティブな単語はないと思います。なんでかって? 底辺ということは、上を目指すしかない! 三十路といえども、まだまだ先があると考えると、もっともっと頑張るしかない! 底辺脱却のため、日々精進です。
そんな底辺グラドルの私ですが、先日奇跡的に最新DVDを発売できました。ギリのギリまで“発売イベントに、人がちゃんと集まるのか?”“DVDが何十枚レベルしか売れなかったら、どうしよう……”と、頭を抱えておりました。そんな中、右往左往する私を見かねた女友達が、知人のグラドル好きな男性数人に声をかけてくれたのです。大半の人たちは適当に聞き流していたようですが、そのうちのひとりに「グラドルのイベントなんて絶対に行かない!」と、過剰に反応されたようです。何事かと話を聞くと、彼はグラドルにとんでもないトラウマを抱えていたのです。
彼は以前、某グラドルの追っかけをしていて、ある時、ファンレターの返事に彼女の連絡先が書いてありました。当然のごとく、驚きよりうれしさが勝り、彼はすぐ彼女に連絡をしました。どうやら彼女は、自分のファンである彼に一目惚れし、すぐ付き合うことになりました。もちろん周囲にはバレないよう、気を使いつつ。彼はファンから彼氏になっても“グラドル”としての彼女も応援したいと、現場には欠かさず通っていました。ところが、しばらくたつと、「DVDが売れてないの……あと何枚か買ってくれないかな?」とお願いされたり、「家賃が足りなくて……」などと相談されることが増えてきたのです。それでも、大好きな彼女の役に少しでも立てればと、できる限り支え続けました。さすがに経済的にもキツくなってきたころ、事件が起こりました。
彼はファンの中でもわりと古株だったこともあり、彼女のファンの中には顔見知りが数人いました。その中のファンに「相談がある」と声をかけられました。“俺になんの相談だろう?”と不思議に思いつつも、居酒屋に行きました。乾杯をしたところで、「実は、僕◯◯ちゃんと付き合ってるんだ。今まで言えなくてごめん……」と切り出されました。彼に相談してきたファン友が「付き合っている」と言っているのは、自分の彼女。彼は放心状態になりつつも、ファン友の話を聞いていると状況がほぼ自分と重なり、二股をかけられていたことが発覚しました。相談内容も「彼女にできる限りのことをしたいけど、経済的に難しくて、どうしたらよいのかわからない」というもので、自分と丸かぶり。ただただ話を聞き、当たり前ですが、なんのアドバイスもできませんでした。
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