元モーニング娘。加護亜依“再婚インタビュー”にメディア側が消極的なワケとは
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元モーニング娘。の加護亜依が、美容関係の会社を経営する38歳の男性と再婚したことを発表。ただ、テレビや雑誌などでのインタビューについて、「基本、有料ということだったので取り上げなかった」という話が、メディア側から聞かれた。
「実は、加護さん側から『取材をしないか?』という話があったんですが、有料でのインタビューということで却下になったんです」と情報番組ディレクター。同番組では「報道」という観点から基本、ニュース当事者へのインタビューに報酬は出さない方針だという。
「その代わり、何か宣伝できるようなものがあったらインタビュー中でPRしてもいいですよ、という感じにはなっています。そのため、有名タレントでも、PR代わりに無償で取材を受けてくれたりするんです。例外的に大物タレントに謝礼を出すこともありますけど、正直、今の加護ちゃんは大物の部類ではないですからね」とディレクター。
この番組では以前、TOKYO MXの番組降板で騒動になった岡本夏生を取材したところ、数万円の謝礼を条件とされたため、急きょ扱いをやめたこともある。よって、今回の加護のインタビューも「却下」となったわけだ。
似たような話では、リオ五輪に出場のレスリング・吉田沙保里選手が、ALSOK退社でフリーとなったのを機に、スポーツ紙などの個別取材に3万円のギャラを要求するようになったことが報じられたが、吉田の場合は売名行為を必要とするタレントではなく、「これまではスポンサーの宣伝になるから無報酬で受けていた」というアスリートであり、その理屈も理解できる部分はある。
加護の場合、決して仕事が多くはない現状を見れば、無報酬でもメディアにできるだけ多く取り上げられておいたほうが「損して得取れ」な結果になりそうな気もするが、このあたりは事務所の采配次第だ。
ただ、ある雑誌記者は「取り上げたくないのは、ギャラ以外の問題もある」と話す。
「所属事務所社長でタレントでもあるNAOMIさんが、かなり神経質でうるさい。加護ちゃんをかわいいと思うあまりなんでしょうけど、こういう面倒な人がいると取り上げるのは避けたい」(同)
聞けば、今年から加護が所属するNAOMIの事務所は、加護の取り扱いについてはかなり慎重姿勢があるという。
NAOMIは先日、ブログで、加護に対するネット上の批判に猛反論。加護が公表した直筆のリリースに誤字が多かったことや、再婚への先行き不安などに対する一部批判的なコメントに対し、「今の日本には自分が幸せじゃない人達が多過ぎて本当、残念に思います」「完璧な人なんていないでしょ?」などと激怒した。ネット上では、批判以上に祝福の声も見受けられるのだが、こういうヒステリックな反応をする事務所だと、加護への仕事オファーに二の足を踏むメディアがいてもおかしくはない。
「わがままな連中が多かったモー娘。の中でも、加護ちゃんは性格がいいほうだったんですけど、それだけに変な方向に流されやすかったんだと思います。NAOMIさんが必死にかばうのも、加護ちゃんに対する好印象があってのことでしょうけど、いちいちネットユーザーとやり合うのはかえって逆効果。面倒臭いタイプに見られ、取材をしても何かとクレームを出されそうだと思われやすい。さらに取材が有料となれば、なお取り上げにくい」(前出記者)
加護本人は「これからも更に歌手活動等変わらずに頑張っていくので応援よろしくお願いします!」と芸能活動の継続を宣言しているが、そのハッピーな私生活ほど先行き明るいかどうか……。
(藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)
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