極楽とんぼ・山本圭壱の芸能界復帰に、テレビマンから「NO!」 過去の悪行続々で……
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極楽とんぼ・山本圭壱の復帰に、テレビ関係者からも冷たい対応が見られる。7月30日放送の『めちゃ×2イケてるッ!夏休み宿題スペシャル』(フジテレビ系)で10年ぶりの地上波テレビ復帰を果たした山本だが、元所属事務所である吉本興業は記者らに「再契約はない」と漏らし、日本テレビの編成局長も、山本の起用を「検討もしておりません。可能性は、まったくありません」と、きっぱり否定。過去に山本のレギュラー番組を手掛けたことがある他局のプロデューサーも「ウチも、使うことはまずない」と断言している。歓迎するのはごく一部、多くの業界人が山本に背を向ける理由はなんだろうか?
山本は2006年7月、北海道函館市内で当時17歳だった少女に飲酒させた上で性的暴行に及んだとして函館西署に被害届が出され、吉本興業から契約解除。山本は被害少女、保護者と和解し、告訴が取り下げられて不起訴処分にはなったが、事実上の芸人による未成年少女レイプ事件として、芸能界を干されることになった。ただ、「山本の問題は、この話だけではない」と前出プロデューサー。
「私が山本さんと仕事をしていたときは、駆け出しのADだったんですが、彼の横暴な振る舞いに、かなり泣かされたんです。理由もなく頭を叩かれたり、理不尽に使い走りをさせられたスタッフは数知れず、『胸をわしづかみにされた』と言って、泣いて現場を去っていった女性ADもいました。あのころの恨みを、今でも抱いているテレビ関係者は少なくないですよ。10年たてば出世した人も多く、彼らは山本さんを使うどころか、会うのも嫌だと思うんですよね。実際、『めちゃイケ』が使ったことに不快感を持った人は、何人もいます」(同)
そういえば『めちゃイケ』でも、オアシズの光浦靖子が山本について「昔は本当に殺そうと思ってました。すごい意地悪されてたんで」と告白。よゐこの濱口優も「その女の子の知り合いだったら、山本さんのこと『一生許さねぇよ』って言うかもしれんし、彼氏だったり親御さんだったりしたら、何してくれてんねんっていう気持ちは一生変わらないだろうし、不起訴とはいえ……」と厳しいコメントをしていた。山本の復帰を美談にしようと必死な番組内で逆の態度を見せる者がいたのは、干される前の山本の悪行を知ってのことかもしれない。
そうでなくとも山本は事件前にも女性トラブルが絶えず、妊娠させたキャバクラ嬢に中絶を強要したと報じられたこともある素行不良タレント。「軍団山本」と名乗った芸人グループでは、女性を酔わせて性交に持ち込む悪徳サークルばりの蛮行がささやかれ、事件化していない悪評もまた、山本を起用しない理由となっていることが考えられる。
「一部、山本さんをやたらと復帰させたがっている芸人がいますけど、あれはその『軍団山本』の共犯者みたいな連中ですよ。同じことやっていたのに罪を逃れているから、山本を支援しないわけにはいかない心境なんでしょう。それに、山本の強引なナンパ術に、心底惚れ込んでいるような有名芸人もいますしね」(前出プロデューサー)
イジメや犯罪被害といったことは、加害者が忘れても、被害者は忘れることがない。山本の復帰を、いまだ苦々しく見る者は少なくないようだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
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