トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > その他  > 棚橋も知らなかった“レスラークウガ”

“仮面ライダー芸人”レスラー・棚橋弘至も「知らなかったぁー!」 『クウガ』には“レスラークウガ”の案があった!

1608_hiroshi_tanahashi.jpg棚橋弘至(hiroshi_tanahashi)のインスタグラムより。

 8月4日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)は、今年46周年を迎えた『仮面ライダー』シリーズをテーマに“仮面ライダー芸人”を放送。番組では、『仮面ライダー』好きの芸人たちによる熱いトークが繰り広げられ、ファンの注目を集めた。

 番組は、TVシリーズに登場する歴代の昭和仮面ライダー、平成仮面ライダーを映像で振り返りつつ、トークが展開された。

 言わずと知れた第1作目『仮面ライダー』には、本郷猛(藤岡弘、)の「仮面ライダー1号」と一文字隼人(佐々木剛)の「仮面ライダー2号」が登場するのだが、2号は撮影中に全治6カ月の大ケガをした藤岡の代役だったというのはファンの間では有名な話。番組に出演した土田晃之によると、2号の登場がきっかけで、あの「変身ポーズ」が生まれたそう。それまでは、バイクに乗りベルトに風力を与えることで変身していたのだが、2号を演じる佐々木がバイクの免許を持っていなかったため、「変身!」と叫ぶポーズを取り入れたとか。

 放送では、このような“仮面ライダー芸人”たちによるマニアックなライダートークが次々と飛び出したのだが、今回はその中で“仮面ライダー芸人”として番組に出演した棚橋弘至の発言に注目したい。

「100年に1人の逸材」と言われるプロレスラーであると共に、自身のインスタグラムに仮面ライダーのポーズ集をアップするなど、かなりの『仮面ライダー』オタクと知られる棚橋。決めセリフにも「お前の罪を数えろ!」(仮面ライダーW)、「○○にキター!!」(仮面ライダーフォーゼ)と『仮面ライダー』シリーズから拝借しているものがあったり、また右手の親指と人差し指を突き出す“逸材ポーズ”も元ネタは『仮面ライダーカブト』だと公言している。ほかにも、『仮面ライダー響鬼』の挿入曲に合わせながらエアギターを披露したり……と、パフォーマンスはかなり『仮面ライダー』色が強い。

 そんな棚橋は番組で、なんと所属する新日本プロレスに「クウガの主役のオファー」があったことを告白。棚橋もその候補に入っていたようで、スタッフに「バイク乗れますか」と確認されたという。しかし、結局は新日側の判断でその話はナシになってしまったそうだ。

 番組では、ここまでしか言及されなかったのだが、放送後、『仮面ライダークウガ』のプロデューサー・高寺成紀氏(@taka_69s)が、自身のTwitterで当時の状況を明かしている。どうやら、作中での起用ではなく、タイアップ企画として進行していたようだ。

 高寺氏のツイートによると、なんでも、アニメ『獣神ライガー』とのタイアップで生まれた現・獣神サンダー・ライガーを手本に、「テレビ以外でも露出の場を作り、ファンを増やせないかという発想」で、新日本プロレスにオファーしにいったという。「ドラマのキャストはレスラークウガとは別立てでオーディションを進めていた」そうで、作品内の五代雄介役については、オダギリジョーで進行していたそう。「棚橋選手をこちらから名指しでお願いしたのか、新日側から候補として提案されたのか、記憶は曖昧」だそうだが、たしかに“レスラークウガ”の案はあったようだ。

 高寺氏のツイートに棚橋も「知らなかったぁー!」と驚きを見せるなど、今回新たな情報も明らかになった“仮面ライダー芸人”。放送では、現在放送中の『仮面ライダーゴースト』(テレビ朝日系)で天空寺タケル/仮面ライダーゴーストを演じる西銘駿が1号とV3を引き連れてスタジオに現れたり、また先日ビジュアルが公開された『仮面ライダーエグゼイド』もTV初登場をはたした。これからも『仮面ライダー』シリーズは続いていくだけに、また“仮面ライダー芸人”の放送があることを期待するばかりだ。

最終更新:2016/08/06 07:15
ページ上部へ戻る

配給映画