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低空飛行を続けるフジ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』に“神の裁き”が!?

on0727フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』番組サイトより

 前回は、佐々木希のド下手演技が炸裂した、フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』。4話の視聴率は8.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と微増。佐々木の投入が功を奏したということでしょうか。

 佐々木演じる佐藤都夜が、自ら殺害した被害者女性の皮膚をはぎ取る理由が判明しました。佐藤は過去にモデルとして活動していて、その際に熱狂的なストーカーに硫酸をかけられてしまったそう。佐藤は痛々しく爛れた背中を藤堂比奈子(波瑠)に見せます。佐藤自身も、異常犯罪の犠牲者であって、それが原因で彼女を異常犯罪に走らせていたんですね。なんて救われない話なんだ……。

 前後編に分けたわりに、冒頭で佐藤はあっさり東海林泰久(関ジャニ∞・横山裕)に捕まってしまいました。

 その後今回は、事件が起きません。しかし、伏線として仕掛けておいたものが一気に動き出します。1話で登場した謎のアプリで撮影された犯罪者が殺害される映像と、留置所内で犯罪者が自身の行った殺害方法で自殺する映像がテレビ局に流出してしまいました。これらの映像は厚田(渡部篤郎)ら警察関係者しか存在を知らないはずです。映像の送り主は“スイッチを押す者”という謎の人物。

 殺人者が自身の行った殺害方法で自殺をする現象を「猟奇自殺」と呼ぶそうです。映像を流したニュース番組に中島保(林遣都)の師匠のハヤサカメンタルクリニックの院長・早坂雅臣(光石研)が登場。殺人者に降りかかった一連の「猟奇自殺」を「神の裁き」だと主張します。

 前回、監察医の石上妙子(原田美枝子)は、猟奇自殺で死亡した者の脳内に似たような腫瘍があることを報告しています。「もし、それを故意に作ることができたら……」。厚田班は“スイッチを押す者”が何らかの方法で猟奇犯罪を誘発していると断定し、捜査に乗り出します。今後、“スイッチを押す者”と厚田班との対決がメインになっていきそうです。

 番組出演を終えた早坂は中島に対して「これからは第2段階だ。網を広げていく」と発言しています。2人が、殺人犯のカウンセリングをしていく中で、腫瘍を作り出すことに成功したのか? それは今回ではわかりませんが、とにかく早坂院長がとにかく怪しい。怪しすぎる!

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