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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > フジの松嶋菜々子ドラマが大コケ

フジ・松嶋菜々子『吉良奈津子』7.7%の衝撃! ヒット作の寄せ集めに「何を描きたいのかわからない……」

kiranatsuko0722.JPGフジテレビ番組サイトより

 女優・松嶋菜々子の3年ぶりの連ドラ復帰作『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)の第2話が28日に放送され、平均視聴率7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。初回の10.2%から、早くも1ケタ台にまで落ち込んでしまった。

 同作は、松嶋演じる広告代理店の売れっ子クリエーティブディレクターだった吉良奈津子が、3年の育児休暇を経て仕事復帰するストーリー。脚本は、同局『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の井上由美子。初回では、古巣のクリエイティブ局に復帰できると思っていた奈津子が、営業開発部への異動を命じられ困惑する様子が中心に描かれたが、第2話では加えて、義母(松原智恵子)に厳しく当たられる様子や、奈津子の不在中、夫・浩太郎(原田泰造)とベビーシッターの坂部深雪(伊藤歩)が急接近する様子などが描かれた。

「等身大の女性を描く」「共感してもらえる作品に」などとアピールしている同作だが、ネット上では酷評が殺到。初回放送時から、「設定に現実味がなくて、まったく共感できない」「広告代理店のバリキャリってだけで、もう遠い世界のお話」「3年休めるなんて、ファンタジー」「現場目線での取材が足りないのでは?」という類の意見が目立った。

「何を描きたいのかが、いまいち視聴者に伝わってこない。全体に漂うトレンディードラマ臭の中に、『半沢直樹』(TBS系)的な逆転要素、『昼顔』的な不倫恋愛要素、さらにベビーシッターが怪しい動きを見せるミステリー要素など、過去のヒットドラマの要素を、手当たり次第にぶち込んでいる印象。脚本家が、フジの安易な発注に振り回されているとしか思えない」(テレビ誌記者)

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