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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 斎藤接待に「やってられねぇ!」

日本ハム・斎藤佑樹への“ポルシェ接待”に、ベーマガ社内から怒りの声「やってられねぇ!」

「日本橋の賃貸オフィスに引っ越したときは、荷物の整理をしていた編集者がスポーツグッズをこっそり持ち出し、ほかで売却してボーナス代わりにしたってエグい話も聞きました。思えば5年前あたりから、会社がかなり厳しくなった印象で、ベーマガ社が発行する『週刊プロレス』のライバル誌、『週刊ゴング』を発行する日本スポーツ出版社が破産手続きで残り資産を処理したとき、同社が一部購入したことがあったんです。当時のプロレス関係の写真の束があって、これは3,000万円ぐらいの価値があったはずなんですけど、日本スポーツの責任者が『80万円ぐらいに買い叩かれた』って言ってたんです。ずいぶん渋いなと思ったものですが、会社が苦しかったからなのでは」(同)

 出版界では珍しくなくなった経営難のエピソードだが、そんな苦境の出版社に似合わず、池田社長は有名人に弱く、斎藤以外でも有名なプロスポーツ選手に対しては、出す金を惜しまないという評判だ。

「ただ、その見返りがまったくないのが、また社員の不満なんですよ。斎藤にポルシェを買ってやっても、せいぜい雑誌のインタビュー記事に応じてくれるぐらいで、そんなものは車を買わずともやれるもんですからね」(同)

 聞けば、社員の中には生活苦に陥っている者もいるというから、こうなると「おねだり王子」の斎藤にまで恨み節が届きそうだ。
(文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2016/07/28 12:00
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