日本ハム・斎藤佑樹への“ポルシェ接待”に、ベーマガ社内から怒りの声「やってられねぇ!」
2016/07/28 12:00
#斎藤佑樹 #プロ野球 #日本ハム
北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹に、高級車ポルシェやマンションを与えるなど過剰な接待をしていたことが発覚したベースボール・マガジン社(以下、ベーマガ)の池田哲雄社長だが、この件には社員や関係者が憤慨しているという。同社の発行する雑誌に執筆しているフリーライターによると、「社員が『やってられねえ』と本気で怒っていた」という。
「経営悪化でリストラが相次ぐ中、社長だけが3,000万円ともいわれる年収をキープして、ハンカチ王子に贅沢させていたっていうんですから、社内の士気は下がりっぱなし。本気で会社に利益をもたらそうって人は、激減していると思う。そうなれば、なお会社が傾く悪循環になる」(同)
ライターによると、最近のベーマガ社は「特に経費に渋いことで知られていた」という。それだけに、社員の怒りが、なお爆発しているようだ。
「取材に行っても、交通費は出ません。たとえば地方の試合取材で会場が駅から徒歩30分以上かかるところでも、タクシー代はライターの自腹。編集者との打ち合わせは喫茶店を使わず社内でやったり、もし行っても『500円以内で』なんて言われますからね。若い社員が入社して、最初に上司に言われた言葉は『うちにいたら、(給料が安いから)外に昼飯を食べに行けなくなるよ。弁当を作る習慣にしたほうがいい』だったとか……」(同)
1~5月期は1億円以上の赤字となっているベーマガ社は3年前、経営悪化で30名以上の社員をリストラし、今年はついに東京・水道橋の本社ビルも売却。
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