天皇陛下の生前退位報道、宮内庁全面否定も「NHKに抗議せず」その深いワケとは?
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
今週の注目記事へ移る。先週金曜日に日本でも配信が開始されたスマートフォン用ゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)がすごい人気だそうである。
私はまったく関心がないし、どうやって遊べばいいのかも知らないが、世界中で爆発的なブームだそうである。
文春によれば、想定外の珍事も多く起きているという。
「アメリカのミシガン州では、ポケモンをゲットするために警察署付近に立ち寄った指名手配中の男性を警察が“ゲット”したかと思えば、ワイオミング州ではポケモンを探し、川沿いを歩いていた十九歳の女性が死体を発見している」(文春)
アメリカにおける利用者は1週間で6,500万人を突破し、各国のダウンロード数ランキングでも軒並み首位を獲得している。
任天堂の株価も2倍以上に上昇し、「ポケモノミックス」ともいわれているそうだが、先行きは甘くないという見方もある。
「アメリカで一日の販売収入予測が一億六千万円を超えると報じられていますが、共同開発のため任天堂に入ってくる収入は限定的です」(経済部記者)
この功労者は岩田聡前社長だが、15年7月に胆管腫瘍で逝去している。
岩田氏は2007年にWiiをヒットさせた任天堂中興の祖。去年3月にDeNAとの業務・資本提携を発表し、スマホゲームを億単位のお客様に楽しんでいただくという構想を明かした。
「当時主流だった少数ユーザーから多額の課金をするモデルと異なる路線を打ち出しましたが、当時の反応は冷たく、株価は低迷しました。今作の大ヒットを受けて、広く浅く課金をするという岩田路線が見直されています」(任天堂関係者)
この大ヒットに、岩田氏は「オレのいったとおりだろ」とほくそ笑んでいることだろう。
さて、高校野球のシーズンである。だが、それを前に名門PL学園が今夏の大阪大会初戦で東大阪大柏原に敗れ、60年の歴史に幕を閉じた。
ノンフィクション・ライターの柳川悠二氏が2年間にわたって、見続けてきたPL学園の「ゲームセット」までを週刊ポストに寄稿している。
暴力事件が多発し、野球に詳しくない学園の校長が監督を兼任してきた。そして14年10月に学園側は「15年度からの部員募集停止」を発表し、16年夏の「休部」は既定路線になった。
また、野球を愛し、野球で甲子園を目指すことが世界平和に通じると説いた2代教主・御木徳近氏が亡くなり、3代教主・御木貴日止氏が病床にあるため、夫人の美智代氏の発言力が大きくなったことも影響しているのではないかといわれる。
また教団信者数の激減、学園の生徒数減少もその背景にはあるようだ。
敗戦が決まった後、スタンドからPL学園校歌が聞こえてきた。こして部員12人の夏は終わりを告げた。
PLが生んだ最強のバッターであった清原は、今何を思うのであろう。
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