トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 藤原竜也ドラマにパクリ疑惑

寺尾聰『仰げば尊し』映画化か、藤原竜也ドラマにパクリ疑惑、向井理ドラマが「さむい」……初回視聴率ランキング

向井理主演のギャグドラマが大コケ!

kaminoshitawo.JPGTBS系『神の舌を持つ男』番組サイトより

 4位の東山紀之主演『刑事7人』は、昨年の第1シリーズから1年ぶりの放送となる第2シリーズ。無遠慮で協調性のない捜査官という役どころの東山ですが、ネット上では「第1シリーズとキャラ変わりすぎ」「前のほうがよかった」「今回、かっこつけすぎ」と話題に。確かに、前回はどこか愛嬌のあるキャラでしたが、今回は全力でかっこつけた舘ひろしのようです。

 どうやら、その理由は“キャラ重視”から“ストーリー重視”に方向転換されたため。しかし、これが災いしてか、第2話は1ケタに数字を落としてしまいました。

 5位の『そして、誰もいなくなった』は、藤原竜也が同姓同名の男の逮捕をきっかけに追い詰められていく本格サスペンス。藤原、玉山鉄二、ミムラ、二階堂ふみ、黒木瞳といった豪華出演陣に、視聴者の期待値も高かったものの、突飛ながら陳腐な展開の連続は、視聴者の間でも賛否が。

 ネット上では、「登場人物が面倒くさい」「イライラする」「ごちゃごちゃしすぎ」といった感想のほか、「オリジナルって言ってるけど、サンドラ・ブロック主演の『ザ・インターネット』のパクリでは?」という声も見受けられます。

 6位の『営業部長 吉良奈津子』は、松嶋菜々子演じる広告代理店の売れっ子クリエーティブディレクターだった吉良奈津子が、3年の育児休暇を経て仕事復帰する物語。フジは「等身大の女性を描く」とアピールしていますが、主人公が“広告代理店で働くバリキャリ(しかも、ベビーシッターまで雇っている)”という時点で、バブル臭ムンムン。早くも、多くの視聴者の心を離してしまったようです。また、大ヒット作『半沢直樹』(TBS系)を明らかに意識しているシーンも見られ、フジテレビの必死さが伝わってきます。

 逆に、今期もっとも大コケしてしまったといえそうなのが、向井理主演『神の舌を持つ男』(TBS)。向井、木村文乃、佐藤二朗演じる3人が、日本各地の温泉地を巡りながら事件を解決していく、ギャグ満載の“コミカルミステリー”とのことですが、初回から豪快におスベリ。演出を手掛ける堤幸彦氏は、「この構想に20年を費やした」と語っていますが、視聴者は「向井の不思議キャラがイラつく」「木村がうるさい」「驚くほどつまらない」とバッサリ。プライム帯ながら初回平均視聴率は6.4%。第2話では5.7%と、さらに数字を落としてしまいました。ここまで“おもしろいでしょう感”全開のドラマがコケちゃうのって、なんだか辛いですね……。

 初回は平均視聴率10%前後のドラマが多く、上位が団子状態となっている今期。昨年は「15%超えたらヒット」と言われていたものの、今や「2ケタで万々歳」。テレビ業界の厳しい現実が垣間見えます。また、先月の株主総会で、亀山千広社長が「視聴率回復の糸口は“ドラマ”」であると明言していたフジテレビですが、今期も不発。仄暗いお台場の底から這い上がるのは、一体いつになるのでしょうか……?

最終更新:2016/07/26 07:57
123
ページ上部へ戻る

配給映画