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覚せい剤逮捕のプロゴルファー・米倉健太郎、逮捕前に奇声「ママママワッ!」

golf0722日本ゴルフツアー機構公式サイトより

 福岡県警は7月19日の深夜0時半ごろ、プロゴルファー・米倉健太郎容疑者(40)を覚せい剤取締法違反(所持)の容疑で逮捕したと発表。自宅マンション近くの路上で、警察官の姿を見るや慌てて去ろうとした米倉容疑者を職務質問、財布の中に覚せい剤約1グラムを所持し「自分用に持っていた」と容疑を認めたという。

 プロといっても最近は活躍が見られず、企業主催のゴルフレッスンや靴の中敷き開発などに協力して生計を立てていたというが、ある企業の広報担当者によると「昨年末、新たなレッスン企画を電話で相談したところ、様子がおかしかった。その後、連絡が途絶えていた」という。

「いつもは落ち着いた感じで話す人なのに、何か慌てた様子だったんですよ。言葉がどもっていて、そのうち『ママママワッ』って意味不明なこと言ってたんです。忙しいときに電話してしまったのかと思い、その場は会話を終わらせたんですが、翌日以降は電話しても出ないまま。薬物と関係あるかはわかりませんが、変な感じでした。うちは結果的にレッスンを依頼しなくてよかったんですが……」と広報担当。それまでに3年ほどの付き合いがあったというが、「ゴルフで結果は出なくても頑張っているという感じの人で、薬物をやるようには見えなかった」という。

 ただ、同じゴルフ界の関係者は「とても気が小さいところがあって、本番に弱い一面があった。気の弱さを克服できればもっと伸びた男」という評価もしている。成績に伸び悩んで薬物に手を出したということだったのだろうか。

 米倉容疑者は97年の日本学生ゴルフ選手権に優勝し、「天才」と呼ばれて将来を嘱望されたが、翌年プロ転向してからしばらく結果が出なかった。報われたのは宮里優作、宮里聖志の人気兄弟と競った12年の九州オープンで、ようやく通算9アンダーの207で初優勝。賞金500万円を手にし「プロになってやっと勝てた。九州選手に恥じないゴルフをやっていく」と語っていた。

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