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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 15歳の道産子パフォーマー吉田凜音

アイドル? シンガー? 15歳の道産子パフォーマー吉田凜音に聞く、「アイドル業界で生き延びるために私が考えていること。」

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──吉田さん自身は、最初にアクターズスタジオに通い始めたきっかけってなんだったんですか?

吉田 テレビを見ていて、ダンスをやっている人にすごく興味を持ったんです。当時、アイドルがすごく好きだったわけじゃないんですけど、札幌で開催された中川翔子さんのライブをお母さんと観にいったときに、「こんなにお客さんをノセることができるってすごいな」って本当に感動して。で、ダンスと一緒に歌も習いたいと思ったです。

──その後、しばらくは地元での芸能活動がメインでしたが、中学1年生になった13年頃から、東京での活動も開始します。当時を振り返っていかがですか?

外園 最初は、ひとりで東京に行くのをとにかく嫌がったよね?(笑)

吉田 地元で遊ぶのも楽しかったし、地元愛も強いので(笑)。札幌では公園でサッカーやったりして、普通に外で遊んでました。周りの友達が私を芸能人として特別視することもなかったし、実際すごく仲が良くて。とにかく、札幌の人と街が大好きだったんです。でも、お仕事はやっぱり刺激的なことも多くて面白いし、東京の友達も増えて。だから東京もすぐに楽しい街になって、慣れました。

──新人だった当時は、秋葉原のライブハウスでダンスを披露したり、アイドルっぽい活動が多い印象でした。

吉田 はい。でも、「アイドルになりたい」っていう思いはあったのかなぁ。今でもそうですし、アイドルが大好きでアイドルのライブを見るのはほんとに大好きなんですけど、自分がアイドルだって自覚したことはないかもしれないです。なんか、すごいライブをやってやろうって気持ちでステージに立ってるだけで。だって、あんなにかわいくできないもん(笑)。

──ちなみに、吉田さんが考えるアイドルのライブの面白さってなんですか?

吉田 うーん……。オタクの人が面白い。動きとか応援の仕方とか含めて全部が。(笑)。

──運営側としては、当時からメジャーデビューを見越していたんですか?

外園 13年の7月からソロ活動を始めてその年の11月頃には、メジャーレーベルの方と一緒にやるっていうことがほぼ決まったんです。だから、トントン拍子だという印象はありましたね。ただ、今は能力がある人もあえてインディーズでやるという構造もあるから、なかなか難しいんですけどね。ただ吉田の場合は、マスの人に見てほしいという思いが明確にあるので、メジャーデビューという目標を達成できたのは大きな一歩でした。

──その冬には、『関ジャニの仕分け∞』(テレビ朝日)に“歌うまキッズ挑戦者”として出演し、大きなインパクトを与えたり、翌14年夏にはTOKYO IDOL FESTIVAL 2014、@JAM EXPO 2014などショーケース型の大型アイドルフェスに次々と出演したりと、その勢いが加速した感じがありました。

吉田 大きな舞台に立ったのはZeppTokyoが初めてだったんですけど、最初の日はすごく緊張しました。その頃からバックダンサー(関東のダンスシーンでオーディションを開催し、「NATT!」というグループ名で専属バックダンサーとして活動)と一緒の活動も始まって、パフォーマンスもより楽しくなったんですよね。

『関ジャニの仕分け∞』に出たときは、オーディションを経ての出演だったこともあって、Twitterのフォロワーさんが一気に増えてすっごい驚いて、同世代のファンの方も増えたので、本当に嬉しかったです。収録現場には大物タレントさんもいるし、スタッフさんもたくさんいるし、そのなかで歌うのは緊張しましたね。

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