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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 水原希子、中国で公開謝罪のワケ

“炎上上等”の水原希子に、いったい何が――? 中国で「公開謝罪」のワケ

炎上上等の水原希子に、いったい何が――? 中国で「公開謝罪」のワケの画像1くだんの釈明動画(出典:網易新聞)

 2010年に村上春樹『ノルウェイの森』の映画版に出演したことがきっかけで、中国でも活動している水原希子。そんな彼女が、中国人の国民感情を傷つけたとメディアが大きく報じたことで、公開謝罪する事態となった。

 問題となったのは、ネット上で彼女が靖国神社に参拝しているとされている写真が出回っていることと、3年前、中国の芸術家であるアイ・ウェイウェイの、天安門広場で中指を立てている写真にFacebook上で「いいね!」を押したことだ。

炎上上等の水原希子に、いったい何が――? 中国で「公開謝罪」のワケの画像2水原がSNS上で「いいね!」をした写真。 (出典:倍可親)

「網易新聞」(7月15日付)によると、水原は7月15日夜、中国版Twitter「微博」を通し、中国人ファンへ向け、約5分にわたる釈明動画をアップした。そこで水原はまず、靖国参拝写真について、写っている女性は自分ではないと断言。また、天安門広場での中指写真に「いいね!」したことについては、「決して悪気はなかった」と謝罪した。

 今回の釈明動画についてネット上では、

「動画見たけど、誠意は伝わってきた。もうこれ以上、彼女を攻撃するのは間違っている」

と、彼女を擁護する声がある一方、

「わざわざこんな動画公開するなんて、中国の芸能市場で、まだ稼ぎたいんだろうな」
「この人、韓国でもウロウロしてるよね。好きになれない」

などといったバッシングも続いている。

 また釈明動画の冒頭、「オードリー・ダニエル・キコ」という本名を名乗り「現在は日本に住んでいるけど、アメリカ出身です」と話している点について、「日本人として活動してきたくせに、今さら『日本人じゃない』は都合がよすぎる」といった批判もある。

炎上上等の水原希子に、いったい何が――? 中国で「公開謝罪」のワケの画像3『没有別的愛』のポスター。右下が水原

 水原には、女性の股間をアップした写真をインスタグラムに投稿して炎上させた過去もある。その際は、「これはアートです。コンビニに並んでいるエロ本は下品です」と強弁したが、今回の素早い謝罪の背景について、中国で芸能ビジネスを手掛ける日本人男性はこう話す。

「彼女は、中国人女優のヴィッキー・チャオがメガホンを取った新作で『没有別的愛(ほかに愛はないの意)』に出演していますが、主演を務める台湾人俳優のレオン・ダイが、台湾独立派であると中国ネット上で批判され、すでにクランクアップしているにもかかわらず、降板させられる事態となった。こうした流れの中、同じ大陸外出身者である水原のアラ探しが行われたわけです。作品は、主役の降板により代役を立ててそのほとんどを撮り直すことになったのですが、火種となりうる水原も降板させられる可能性がある。この作品への出演を、中国でのさらなる活動につなげたかった水原と事務所は、なんとかそれを避けるため、素早い対応をしたようです」

 クールなイメージで売っている彼女だが、中国マーケットでのチャンスは、頭を下げてでも手放したくなかったというわけか。
(文=広瀬賢)

最終更新:2017/06/06 16:22
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