篠田麻里子、即時退場! フジテレビの期待を背負った波瑠が奮闘も……『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』
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NHK朝ドラ『あさが来た』で一躍国民的女優になった波瑠が、今回はシリアスな刑事ものに挑戦です。波瑠主演、フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』が12日にスタートしました。
第1話は2時間の長尺で放送。フジテレビの期待の大きさがうかがえますが、視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とあまり幸先のいいものではないですね。
それでは、内容に入りましょう。主人公は、波瑠演じる藤堂比奈子。彼女は警視庁に配属された新人刑事。臨時の際に対応するため“待機組”とも揶揄される藤堂のいる厚田班のメンバーは、班をまとめ上げる厚田巌夫(渡部篤郎)、藤堂に好意を持つ倉島敬一郎(要潤)、1人だけ関西弁の清水良信(百瀬朔)、そして何かと藤堂と対立する東海林泰久(関ジャニ∞・横山裕)。
「カプサイシンは脳の刺激なので」と母親の形見である七味缶を持ち歩く藤堂。飲み物から食べ物、なんでも七味をかけて食べる“変わり者”です。厚田班で唯一の女性で、現場に出たことはまだありません。この七味缶が、形見の割にピッカピカの新品みたいだったことは見なかったことにします。
一方の東海林は、昔ながらの刑事というタイプの男。関係のない案件に首を突っ込んだり、情報屋を使って犯人を上げます。ドラマの冒頭から、東海林と藤堂が正反対のキャラクターであることが感じ取れます。
そんな藤堂は、非凡な能力を持っていました。それは、過去10年間に都内で発生した未解決事件と性犯罪事件の概要を、すべて覚えていること。
その藤堂の類いまれなる能力が発揮されるときがやってきました。宮原という男が遺体で発見されたという連絡が入り、厚田班は捜査に入ることに。宮原の名を聞いた藤堂は、宮原が過去に関係していたとされる事件の詳細をペラペラと話し出すのです。ちょっとヤバイ人です。
当の宮原の遺体は、宮原自身が過去に暴行の上、殺害したとされる女子高生の遺体の状態と同じなのでした。外傷、遺体の置かれた構図など、すべてが酷似。さらに、現場に残されていた宮原のスマートフォンには、宮原が襲われる瞬間が映像として保存されていました。
厚田の指示で、藤堂は東海林と組んで、宮原が過去に犯した事件の聞き込みを開始。ここで2人のキャラクターがいかに対照的かわかります。半ば強迫に近い勢いで犯人を上げようとする東海林と、捜査中にもかかわらずほのぼのとした雰囲気の藤堂。聞き込み先でもらった饅頭に山盛りの七味をかけて「おいしい」と頬張る藤堂を見て、東海林は「お前、変わってるわ」って、そうですよね。饅頭に七味かけて食うオンナ、イヤですもん。
そのころ、藤堂の同期で親友の鈴木仁美巡査(篠田麻里子)は、メキシコ料理店で合コンに興じていました。合コンに参加した鑑識の新人・月岡真紀(佐藤玲)について来た、同じく鑑識の三木健(ジャングルポケット・斉藤慎二)は、暇つぶしにスマートフォンをいじっていると、先の宮原の動画がネットに流出していることを発見します。三木らの調べで、宮原のスマートフォンには動画が自動的にネットに投稿される謎のアプリが入っていたとわかるのでした。
捜査が進んでいくなか、鈴木が殺害されてしまいます。合コン帰りに何者かに襲われてしまったのです。篠田麻里子、退場までおよそ1時間でした。おつかれ! この鈴木というオンナ、合コンに勤しんでいただけだし、藤堂とのエピソードが少な過ぎなので、わざわざ篠田を配した意味がよくわかりません。身長168cmの篠田がでーんと倒れてるところ、ちょっと笑いました。
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