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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > フジ新月9は、ほぼエロゲ

全編を貫く「イケメンは正義」という哲学……フジ月9『好きな人がいること』は、ほぼエロゲ

 その後、夢の同棲生活を送る家へ。玄関を見上げていると、年下美少女・冬真ちゃん(野村周平)が背中から抱きついてくるという、またしても超展開。聞けば冬真ちゃんは千秋さんの妹で、一緒に暮らすんだそうです。

 主人公が洗面所に入ると、夏向さんが素っ裸のおまんまん丸出しで平然と立っています。サーフィンから帰ってきてたのね。

 というわけで、憧れの年上美女と、ツンツン美女と、年下美少女と、4人で暮らすことになったわけです。

 千秋さんは昔と一緒でとっても優しいのですが、夏向さんは全然振り向いてくれません。ところが、主人公がお風呂上がりに鏡を見ながら色気づいていると、ずんずん脱衣場に入ってきて、ぐいっと顔を近づけてきます。

「どストライクだわ……」

 鼻息がかかるような距離で、そうつぶやく夏向さん。完全にキスフラグかな? と思ったら、「キスしたいキスしたいキスしたい」という下心を見抜かれてしまいました。夏向さんは自分が美女であることをよーく理解した上で、こういうことをしてくるんですね。弄んでくれます。ますます攻略のしがいがありそう!

 そんな夏向さんは、主人公が働くことになったレストランの天才シェフ。仕事を舐めてるヤツが大嫌いです。主人公は、なんとか自分のケーキを認めてもらおうと付きまといますが、「女なら誰でもいいのかよ」と、つれない態度。とにかく、主人公が女目当てで転がり込んできたことが許せません。そりゃそーだ。

 恋も仕事も下心も一生懸命の主人公、がんばってケーキを作って夏向さんに食べてもらおうとしますが、夏向さんは、あくまで拒否。勢いで、主人公の作ったケーキを床に落としてしまいます。

 これには下心丸出しガリガリ無職も、さすがに激怒。ところが、夏向さんに強引にキスされてしまい……。

 夏向さん、あのインスタ見てたんですね。「キスするまで帰ってくるなよ!」みたいなやり取りを見て、「キスしてやったんだから、帰れバカ」というわけです。

 ああ、美女から強引なキス……。ぽややややーん。主人公、振り払うことができません。相手は美女ですし、4年ぶりですし。気を取り直し、店を飛び出してはみたものの、行くあてはありません。

 一方、店では千秋さんにたしなめられた夏向さんが、主人公のレシピノートを眺めています。自分のメニューに合わせようと、よく研究していることを知りました。下心だけじゃなく、ケーキにも真剣なのね、ということを理解すると、主人公を探しに夜の町に飛び出します。

 キスもしてくれたし、夜の町を探し回ってくれるし、もう攻略できたも同然です。これだからツンデレはチョロイよね。

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