全編を貫く「イケメンは正義」という哲学……フジ月9『好きな人がいること』は、ほぼエロゲ
#ドラマ #フジテレビ #桐谷美玲 #山崎賢人 #どらまっ子AKIちゃん #どらまっ子
夏ですねえ~。今クールのフジテレビ月9は桐谷美玲主演の『好きな人がいること』。初回視聴率は10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でした。ちなみに月9史上最低の数字を叩き出した前クール『ラヴソング』の初回は10.6%でしたので、なかなかゾっとするスタートです。
とはいえ、今作と同じチームで制作された、ちょうど1年前の夏クール『恋仲』(主演・本田翼)の初回は9.8%、全話平均では10.8%まで持ち直していますので、もしかしたら大丈夫な気がしないでもありません。
というわけで、さっそく第1話を振り返ってみたいと思います。
先に言っておきますが、この作品は完全にエロゲでした。男女を入れ替えると、くっそエロい設定となっております。なので、試しに男女を入れ替えてストーリーを紹介してみたいと思いますよ。
主人公(桐谷美玲)はだんご屋に生まれてパティシエをしている27歳の非モテくん。見た目にも気を使ってないし、4年もキスしてないのでくちびるがカサカサになっています。ガリガリにやせていて、無職です。
そんな主人公、ツレが女としけこんでしまい、飲み屋にひとり残されてしまいます。周囲はカップルだらけだし……と、やさぐれて入ったトイレでカギが壊れ、閉じ込められてしまいました。閉店時間が迫り、外から店員さんの呼ぶ声が。閉じ込められていることを大声で伝えると、店員さんがドアを蹴破って助けてくれました。助けてくれたのは……あ! 昔好きだった年上の美女・千秋(三浦翔平)さん! 運命的な再会を果たすのでした。
千秋さんに、つい「五つ星ホテルでパティシエをしている」とウソをついてしまった主人公。夏の間は厨房が改装で休みなのだとウソを重ねると、「じゃあ湘南のウチの店で、泊まり込みで働きなよ」という超展開。美女の隣の部屋で暮らすことになり、半勃起です。
憧れの美女と思いがけない同棲生活を送ることになり「絶対キスするぞ!」と、気合満点のガリガリ無職。カサカサのくちびるにリップクリームを塗り込んで、その日を待ちます。「リア充への道はインスタから!」と、アカウントを取得すると「恋するぞ」「キスするぞ」みたいな痛い書き込みを世界中に公開したりしています。
いざ、その日を迎え、湘南へ。ビーチでインスタ用の写真を撮ろうと、そこらへんにいたサーファー美女・夏向さん(山崎賢人)に携帯を渡しますが、どうやらこの美女はツンツンキャラ。いわゆる「初対面の印象が最悪」担当のようです。攻略のしがいがありそう!
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