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ヤラセのTBSが“お粗末”釈明……協力者を消した『ピラミッド・ダービー』は「演出の一環」!?

piramiddoda-bi-_owabi.JPG番組公式サイトより

 TBSは5日、バラエティ番組『珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー』で「行き過ぎた編集」があったとして、番組のホームページとTwitterに「池袋絵意知氏、および視聴者の皆さまに深くお詫びいたします」との謝罪文を掲載した。

 事の発端は、先月19日の同番組で放送されたクイズ企画「双子見極めダービー」。オンエア上では、回答者として出演した顔相鑑定士の池袋絵意知氏が、途中で不正解となり脱落。以降、池袋氏はスタジオから姿を消していた。

 ところが22日、池袋氏が自身のブログで番組の捏造を告発。訴えによれば、そもそも収録時には“脱落”というルールはなく、最終問題までスタジオにいたものの、編集でクイズの順番が入れ替えられ、途中で脱落したかのようにされた上、最終問題ではCG処理で姿を消されていたのだという。

 池袋氏は、「捏造された映像の放送によって私の名誉・人権を侵害されたことに対して私は戦います」と表明。放送倫理・番組向上機構(BPO)や、番組スポンサーなどに「伝えてください」と協力を呼びかけていた。

 TBS広報部は27日、毎日新聞の取材に対し「脱落として姿を消すなど行き過ぎた演出があった」と認めながらも、「演出の一環のつもりだった」と釈明。これに案の定、池袋氏は激しく反論。今月3日のブログで、「TBSは『行き過ぎた演出』と釈明していますが、これは演出ではありません。バラエティ番組なのに全く笑いにつながっていません」「面白くする(視聴者に楽しんでいただく)ためのものではなく、視聴率稼ぎのためだけに行った捏造(行き過ぎた編集)なのです」と訴えた。

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