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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > ドム連の全メンバーが認める名店
それゆけ!勝手にしらべ隊

ドムドムハンバーガー全店制覇を目指す謎の集団「ドム連」とは?【後編】

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――このお店は、いつから営業しているのですか?

大西さん 30年前(1986年)からですね。もともと、このお店の半分の敷地でファンシーショップ(!)をやっていたんですよ。ある時、隣のテナントがたまたま一般公募物件になったんです。“絶対、当たらんわ”と思ったんですけど、ダメもとで抽選に行ってみたら、ウソみたいに当たりまして。そこで、レンタルビデオかハンバーガーショップをやろうと思って調べたら、ドムドムハンバーガーならフランチャイズで営業できると。また、ドムドムハンバーガーは本部のフォローも手厚いと聞いていましたんで、それでやることにしたんです。

――クジ運がすべての始まりだったんですね。

大西さん 最初は客席もない店舗だったんですけど、その後、隣のファンシーショップを閉め、ブチ抜いてこの広さになったんです。

――それからこれまで、順調にやってこられたんですか?

大西さん それはもう、いろいろありましたけどね。大手のチェーンが近くに店舗を出して、お客さんが減った時期があったりね。ただこの店が駅前で立地条件がよかったのも幸いしまして、なんとかなりました。

――ちなみに、ドムドムハンバーガーはお店によって個性があって面白いと聞いたんですが、例えば提供するメニューはお店側で決めたりはできないですよね?

大西さん もちろんフランチャイズなので、できないんです。ただ、現場にしかわからないことがあるんですよね。お客さんの好みとか、何を求めていらっしゃるかとか。そこに合わせて、できる限り努力するようにしています。 

――商店街の催しなどにも、積極的に参加されていますよね?

大西さん 商店街でやりましょうと決めたことにはやっぱりきちんと参加して、地域の方々に喜んでもらいたいですからね。コーヒーやフラッペを出したり、娘がほかの屋台を手伝ったりね。子どもさんにも、喜んでもらいたいですから。

――地域の方々と密接に関わっているんですね。

大西さん 長いことやってますからね。いつもお客さんに助けられているんですよ。イスが傷んできて取り替えないとならなくなったら、リサイクル業をしているお客さんから安く譲ってもらったりね。あと、この前、自動ドアが壊れてしまってね、今は手動ドアになってるんですけど。常連のお客さんが「俺が取っ手つけたるわ」って、開けやすくしてくれたりね。子どもの頃から知ってるお客さんなんですけどね。とにかく全部お客さん頼みですわ。この店も……いつ辞めるかわからないですけど(笑)、まあ元気な限り続けていきたいと思ってます。

***

 大西店長のお話を聞いていると、この人柄の良さがお店の居心地の良さを生み出しているとともに、ドムドムハンバーガーの経営方針はとても柔軟でいいなと思った。

 アットホームな雰囲気がたまらないドムドムハンバーガー、そして、そんなドムドムを追い求めるドム連に共感できたなら、ぜひみなさんも「食べ支え」してみては? 都内には「イオン赤羽北本通り店」「マルエツ大泉学園店」「小平店」がある。電車に乗ればあっという間だろう。ドムドムにしかないキュートでゆるい魅力を、みんなで守っていこうではないか!
(取材・文=スズキナオ)

※記事の中で紹介しているメニューに関しては時期により内容が変わる場合がありますのでご了承ください。

ドムドム連合協会公式サイト
http://domrenjp.wix.com/domren

<取材協力>
ドムドムハンバーガー 水無瀬FC店
住所:大阪府三島郡島本町江川2-13-1-113
営業時間:営業時間:9:00~20:00
定休日:毎週火曜日(祝日除く)

最終更新:2017/01/24 17:29
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