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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 韓国珍スポ「潘基文本家」
傍観ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」VOL.12

国連事務総長のおとぼけ人形がずらり「潘基文本家」

 次に室内をのぞくと、勉強している潘基文少年の姿があった。どうやらこの本家は、人形を用いて彼のステキなお人柄を伝えるのがテーマのようだ。まあ勉強シーンなんて、どんな偉人の伝記にも登場するから何も面白くないが……。それにしても人形のテラテラした質感、そして焦点のあってない目がトホホ感を増幅させる。

honke05いいテカり具合
honke06親子で何かキメてる?

 そんな中でも度胆を抜かれたのが、こちらの部屋。いきなりホームレスっぽい男の登場だ。うつむく不審な男とは対照的に、金持ちっぽいオヤジの口元にはほえみが浮かんでおり、少年は何かにうっとりしている。どうしてこうなった?

honke07なんだ、これ

 説明によると「潘基文事務総長の父が、不幸な友達を連れてきて家に泊まらせた場面」であり、潘基文少年にとっては「善を大切にする人生哲学の始まりとなった、象徴的な場面」とのこと。潘基文一家の善行、パネえっす……。

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