浜崎あゆみ新アルバムが初日2万枚届かず……“先行無料聴き放題”から漂う「あゆへの気遣い」
#エイベックス #浜崎あゆみ
歌手・浜崎あゆみの17枚目となるニューアルバム『M(A)DE IN JAPAN』(avex trax、(A)はロゴ表記)が29日に発売され、初日売上枚数が1万9,898枚(オリコン調べ)であることがわかった。
初回生産限定盤2種、DVD付き、Blu-ray付き、CDのみの全5形態でリリースされた同作は、新たに書き下ろされた新曲のみで構成。歌詞が全体的に暗いのが特徴で、今月YouTube上で公開された新曲のMVも、孤独や痛々しさを押し出した仕上がりとなっている。
全盛期にはミリオン記録を連発し、2000年発売の3rdアルバム『Duty』は約290万枚の大ヒットとなった浜崎。しかし、近年はファン離れが止まらず、昨年4月リリースの『A ONE』は5万枚弱、おととし7月リリースの前々作『Colours』は約5万3,000枚の売上にとどまった。
「今作は、前作を大きく下回りそう。CDを出すたびに人気の低迷が浮き彫りとなるあゆですが、今回はリリースの1カ月半前から音楽配信サービス『AWA』で全曲先行配信を行い、アルバムの結果をうやむやにする作戦に出ました」(音楽関係者)
「AWA」とは、約1年前にスタートした、定額聴き放題の音楽配信サービス。有料プランもあるが、スマホにアプリをダウンロードさえすれば、月60分まで無料で聴き放題となる手軽さがウリだ。エイベックスは、『M(A)DE IN JAPAN』の全曲を先行配信した理由について、開催中のツアーまでにファンが聞けるようにするためとしており、この提案に浜崎も「いいね。誰もやっていないんだからやろうよ」とノリノリだったそう。さらに、浜崎が「でもどうせやるなら、サプライズがある仕掛けもしたいよね」と提案したため、配信を事前に告知しなかったのだとか。
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