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日刊サイゾー トップ > 海外  > 自傷行為で一攫千金を狙う韓国人たち

漂白剤一気飲みは朝飯前!? 自傷行為で一攫千金を狙う、韓国“有名フェイスブッカー”たち

 実は、韓国には彼のようなFacebookユーザーがほかにもたくさんいる。彼らは生きたネズミ、蛍光灯、便器に流し入れたラーメンなどを食べたり、わざと交通事故を起こしたり、「自身の性器を切断する」と宣言するなどして(さすがに実践はしていない)、世間を騒がせてきた。

「いいね!」のためなら自傷行為はもちろん、動物虐待や性的暴行、犯罪すら厭わない。というのは、それが収入に直結するからだ。シン氏がテレビで明かした1カ月の広告収入は、1,000万ウォン(約88万円)以上。これは、韓国のサラリーマンの所得水準と比べても、上位2%に当たる収入額である。

 このようなフェイスブッカーたちについて、ネットでは賛否両論が飛び交っている。彼らの動画に「いいね!」をつけるのは、ほとんど10代の若者たち。「面白いから」という10代に対し、30~40代は「他人が真似をする危険がある」などと、冷ややかな反応だ。「(自分は)普段はおとなしい。こんなことをするのは動画のため」と語ったシン氏に対しても、「だったら、まともに働け!」と非難の集中砲火を浴びせている。

 それにしても、命を懸けてまで大金を稼ごうとする韓国の若者たちの姿はやるせない。「普通のサラリーマンをやっていても食べていけない」という韓国社会の現状を物語っているようだが、もしそれで命を落としてしまったら、元も子もないと思うのだが……。
(文=S-KOREA<http://s-korea.jp>)

最終更新:2016/06/30 21:00
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