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週刊誌スクープ大賞

実名報道貫く「週刊新潮」が、新聞メディアにチクリ「死刑確定で実名に切り替えるのは勝手すぎ!」

motoki0628「週刊文春」(6/30号、文藝春秋社)

今週の注目記事
「都知事候補9人をどこよりも早く『身体検査』!」(「週刊文春」6/30号)

「別居しかなかった『乙武クン』の試練」(「週刊新潮」6/30号)

「古舘伊知郎『別居』奇妙な夫婦関係」(「FLASH」7/12号)

「イチロー“驚異のルーティン”に学ぶ」(「週刊文春」6/30号)

「森山農水相、西川元農水相ら自民党3議員TPP交渉の裏で現金授受」(「週刊朝日」7/8号)

「死刑確定だと元少年を実名報道する大新聞」(「週刊新潮」6/30号)

「安倍自民党と公明党はなぜ『共産党』をこんなに怖れるのか」(「週刊ポスト」7/8号)

「女性警官役で人気の高島礼子 夫の薬物乱用『ダメ。ゼッタイ』」(「週刊朝日」7/8号)

「“五輪利権”の闇をすべて知る男『マスゾエの逆襲』」(「フライデー」7/8号)

「高倉健が愛した『女と男』第1回 健さんの遺産を一手に握る養女・貴の素顔と『不可解な養子縁組』」(「フライデー」7/8号)

「やってはいけない歯科治療」(「週刊ポスト」7/8号)

「医者に言われても断ったほうがいい『薬と手術』」(「週刊現代」7/9号)

「『お姫様抱っこ』で酩酊女性を運び入れる『監禁男』のお部屋」(「週刊新潮」6/30号)

「大橋巨泉『今週の遺言』最終回」(「週刊現代」7/9号)

【巻末付録】現代に異変! SEX記事をなくした現代に勝算あり?

 今週は目立ったスクープはないから、順位なしとする。

 大橋巨泉さんとは、長いお付き合いになる。最初に会ったのは、確か競馬場だったと思う。作家の山口瞳さんの競馬連載に出てもらった。当時、巨泉さんのレギュラーが多かったTBS近くの小料理屋で、よく飲んだものだった。

 銀座へ流れて、途中で「元木、オレ日テレに行くから」と席を立つことが何度もあった。テレビ番組『11PM』に出るためである。テレビのある店へ移動して番組を見ていると、あれだけ飲んでいたのに、司会の進行にいささかの乱れもなかった。

 時折、一緒に日テレに行き、後ろで見ていたこともあった。忙しいのに、私の結婚式の披露宴に出席してくれ、新婚旅行は、当時、彼がハワイに持っていた旅行会社にお世話になった。

 セミリタイヤしてからも、会って酒を飲んだり、巨泉さんの家で一緒にカラオケを歌ったことも懐かしい思い出である。

 私が「週刊現代」の編集長の時、連載コラムをお願いした。巨泉さんは山口瞳さんの弟子を自認し、「週刊新潮」の「男性自身」のような人気コラムにすると張り切って引き受けてくれた。

 コラムのタイトル「内遊外歓」は私がつけた。1994年に始まり、586回続いた。がんに罹ったことなどもあり、中断するが、2008年に「今週の遺言」として再開し、今週号で344回になる。

 合計930回。もう2年近く続ければ1,000回になったのに、今回で「最終回」となってしまった。何回目かのがんで、今回はかなりきつそうだなとは思っていた。ずっと休載が続いていたが、その日が来てしまった。

 巨泉さんのことだから、まだまだ闘い続けるとは思うが、お別れの日は近いのかもしれない。

 巨泉さんが、これだけは言わないと死んでも死にきれないという言葉をここに書いておく。

「最後の遺言として一つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参議院選挙、野党に投票してください。最後のお願いです」

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