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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 明るい安村がブレークを振り返る
祝・全国ツアー開催!

ネガティブ発言連発! “ダークな”とにかく明るい安村が振り返る「はいてますよブーム」

yasumura062400撮影=尾藤能暢

「安心してください、はいてますよ」どれだけの子どもが、大人がこのフレーズとポーズをマネしただろうか? 
2015年、自らの肉体とポージングの妙を駆使した裸ネタで大ブレーク。そして今年8月、満を持して北海道・東京・大阪の3カ所を回る全国ツアー『TONIKAKU』を開催する、とにかく明るい安村。今あらためて「はいてますよ」への思いを聞くと、出てくる言葉は芸風とは真逆の、ネガティブで辛口で、とにかくサイゾー向きな芸人さんだった!!

――北海道、東京、大阪の 3カ所を回る全国ツアーが始まりますね。

とにかく明るい安村(以下、安村) 去年も一昨年も、小っちゃいところでは人知れずやってたんですよ、単独。お客さん20人くらいで(笑)。今回はルミネとかNGKとか箱が大きいので、ちょっと不安です。

――地元・北海道に凱旋ですね。

安村 そうなんですけど……たとえば福岡出身の人たちは、よく一緒に集まったりしますよね。いかんせん遠いんですよ、北海道は。北海道出身だっていわれても、札幌の人は旭川を全然知らないし。

――冒頭から、ネガティブな発言連発ですが(笑)。

安村 いや本当、北海道は寒く、そして広い。

――今回、このタイミングで全国を回ろうと思ったのはなぜですか?

安村 そろそろネタもやらないといけないな、と思いまして。僕のファンは子どもたちが多くて、ファンレターも、子どもからのものばかりなんです。だから子どもたちに向けて、楽しいことやりたいなって。

――前回、インタビューでバイク川崎バイクさんが「安村さんのようにブレークして、BKBを成仏させたかった」とおっしゃっていました(参照記事)。

安村 もう違うのがやりたいと(笑)。

――BKBは大好きなんだけど、もっと川崎方面を押し出していきたいそうです。

安村 川崎くんのほうを(笑)。

――おそらく安村さんは、BKBさんが描く理想のストーリーを歩まれているんだと思います。

安村 本当ですか!? そんなすぐ「次に」とはならないですけどね。まぁ、何か新しいものがあればって感じかなぁ。僕もBKBも、いろんなことやっていた中のひとつだったから、ほかもやってみたいと思うのかもしれない。これだけをずっとやっていたんだったら、気持ちも違うんでしょうけど。

――「あたりまえ体操」ブレークの時にCOWCOWさんも、同じことをおっしゃっていました。「(いろいろある中の)これがよかったのか」と、ご本人たちが一番驚いたって。

安村 「はいてますよ」に関していえば、僕は逆だったかも。これだろうと、これはいいのができたと。「これは絶対売れたわ」って感覚がありました。で、実際やってみたら、全然ウケなくて。「ウソだろ」と。

――俗にいう、「スベる」というやつ?

安村 初めてやった時は、まさしくそうでしたね。でも、そこでめげず、やり続けた感じではあります。

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