私服まで指定され、男性との会話も禁止! 事務所が強要する“処女キャラ”に潰されたグラドル
#グラドル #吉沢さりぃ #グラドルもつらいよ!
金なし! 仕事なし! 男なし! 夢見る少女のまま31歳になってしまった、吉沢さりぃです。はい、人生だけでなく、自分のキャッチフレーズにも迷走中です。
先日、友人と飲んでいるときに言われました。
「さりぃはいいね。まんまだもんね」と。
どういうことだろう? と尋ねました。
彼女は30代半ばですが、10代の頃、グラドルとして活動していました。クリクリおめめに豊満な胸、キュッと締まった58㎝のきゃしゃなウエストで、今でもグラドルだった頃の容姿は維持していますが、酒はガブガブと飲むし、タバコも吸うし、金髪ロングの髪をたなびかせ、全身ブランドもので固めているしと、夜の女の雰囲気を身にまとっています。
「さりぃがうらやましい。たまに、芸能の仕事が恋しくなる」
そう言って慣れた手つきでビールを口に注ぎながら、昔話を始めました。
彼女はもともと、近所で有名な美少女でした。“お人形さんみたい”“かわいい!”と、蝶よ花よともてはやされて育ちました。親にはたいそうかわいがられ、クラスでは人気者。必然的に、その容姿を生かした仕事をするのだろうと、自身も感じていたそうです。そして彼女の予想通り、スカウトされ、デビューしました。誰もがとんとん拍子にいくだろうと思っていたのですが、ひょんなことが彼女を潰す結果となったのです。
それは“ギャップ”でした。虫も殺さぬようなかわいらしい容姿の彼女は、大手事務所のイチオシでした。より売れるようにと、事務所が彼女のキャラやイメージを作り込みました。そのキャラというのが、処女で黒髪、やんちゃなイメージはすべてNGの正統派。趣味や特技、プライベートで行く店から、私服のチョイスまで事務所に指定され、スタッフ以外の男性と口をきくことすらも禁止されたのです。
しかし、実際の彼女はとてもサバサバしていて、男勝りな性格。小さな頃からモテていたせいか、性に対しても奔放でした。
姫のように育てられた彼女は、「◯◯しろ!」とか「◯◯しなきゃいけない!」という環境を最初は面白がっていたものの、だんだん素の自分とのギャップにストレスを感じるようになり、芸能の仕事自体“向かない”と思うようになっていったのです。
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