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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 瓜田「ビル清掃のバイトがしたい」

貯金を使い果たした“元アウトローのカリスマ”瓜田純士が激白!「ビル清掃のバイトがしたい」

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――出会い系サイトのサクラなどは、いかがでしょう? PC入力のみで対面接客はないですから、服装も髪形も自由な職場が多いはず。

純士 出会い系のサクラは、実はいっぺんだけやったことがあるんですよ。といっても、実働1日でしたが(笑)。

――そのときの話を聞かせてください。

純士 懲役から戻ってきたばかりの頃の昔話ですが、のちに瓜田一族に入るAという男がいまして。このAが、まだ僕と知り合ってもいない段階から、mixiで瓜田純士のコミュニティーみたいなのを勝手に立ち上げてたんですよ。それを知った僕が、「てめえ何モンだ、この野郎!」と追い込んだら、「渋谷の出会い系の会社でバイトしてます」と言うから、「俺にもそこでバイトをさせてくれ」と紹介を頼んだのがきっかけですね。

――すごいきっかけですね。

純士 で、出勤したら、あっという間にその会社の上層部に僕のウワサが広まったんですよ。「すげえガラの悪いのが来たけど、あれ、Aの知り合いなのか?」「あの人は新宿の伝説的な不良で」とかなんとか。で、社の上層部がAに対して、こう言ったんです。「実はウチの会社はいま、ある組織に因縁をつけられて数千万円タカられそうになってる。脅してきた人間と数日後に会うんだが、あのいかついタトゥーのお兄さんは我々の力になってくれないかな?」と。

――トラブルシューターとして、瓜田さんを活用しようと思ったんでしょうか?

純士 話し合いの場に、僕を用心棒として連れて行こうと思ったんでしょうね。ああいう出会い系とかの会社にいる連中は、昨日までコンビニでバイトしてたような兄ちゃんが多くて、不良と揉めたときのノウハウを知らないんですよ。で、さっそく翌日、出会い系の社長室に行って話を聞いたら、バンドマンみたいなルックスの上層部の連中が「場合によっては報酬も支払うので、助けてほしい」と泣きついてきた。「警察に行けば?」と言っても、後ろ暗いことがあるのか口ごもっちゃう。だからとりあえず僕は、脅してる奴の名刺を見せろと言いました。で、名刺を見たらなんと、その名前に見覚えがあった。瓜田一族のBという男の父親と同姓同名だったんですよ。

――さすが、引きが強いですね。

純士 でも、そこではあえて知らないフリをして、「ちょっと時間をくれ」と言って、ビルの外に出てBに確認の電話をかけたら、ビンゴでした。「それ、ウチの親父だよ」と言うんです。僕はBに「今回だけはお前の器量で親父を止めてくれ」とお願いして、恐喝をストップさせました。値打ちをつけるために、出会い系の上層部には「知り合いの親父だった」とは言わず、「相手を調べ上げて、力で押さえつけた」という形で報告しましたけどね。

――すごい話ですね。

純士 話はここでは終わりません。数千万円の損失を防いでやったのに、その出会い系の連中は、礼だけ言ってタダでやりすごそうとしやがった。だから僕は「ちょっと待て」とカマシを入れて、「俺が今後も出勤し続けたら社内の空気が悪くなるだろうから、今日限りでバイトをやめてやる。でもその代わり、週3日勤務した計算で毎月15万円を1年間振り込め。謝礼金じゃなくて給料として」ということで話をまとめたんですよ。実質1日ちょっとの勤務で、180万円の稼ぎになりました。

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