またまたドナルド像が強制連行! 中国・“マクドナルド狙い撃ち”の背景に、熾烈なファストフード戦争か!?
2016/06/16 14:00
#中国 #マクドナルド #東アジアニュース #城管
強制連行されるドナルド・マクドナルド氏
広東省汕頭市にあるマクドナルドの店舗に、“制服を着たチンピラ”とも呼ばれる治安要員「城管」と、黄色いヘルメットをかぶった作業員が突然押しかけた。彼らは店長に対し執行文を読み上げると、店外にあった同チェーンのマスコットキャラクターであるドナルド像やおなじみの黄色いM字の看板やベンチなどを、バーナーで焼き切って撤去。さらに、ショベルカーを使って根こそぎ持ち去ったのだった。
ドナルド像は、同店がオープンした18年前からこの場所に設置されていたが、これまで問題にされたことはなかった。しかし、同市はこのほど、街中の不法占用物件の撤去を行うことを宣言していたという。
ショベルカーは、必要だったのか……?
看板の支柱をバーナーで焼き切る作業員
この一件はネットでも話題となったが、多くのネット民は城管職員のやり方を「常軌を逸している」と批判している。さらに「市内にはほかにも違反物が多いのに、城管は『ドナルド像が道をふさいでいた』として、ドナルド像だけを取り締まっている」と指摘する声もある。
今年4月にも同省広州市のマクドナルドで、店頭に設置されていたドナルド像が、突然城管に撤去されるという事件が発生したばかり(参照記事)。
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