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日刊サイゾー トップ > 海外  > 中国でまたまたドナルド強制連行

またまたドナルド像が強制連行! 中国・“マクドナルド狙い撃ち”の背景に、熾烈なファストフード戦争か!?

mac04マスコットを失った店の前で、うなだれる店員

 この際にも、ネット上で「店の向かいに設置されている国産アニメの人形は、なぜいいのか?」「KFC(ケンタッキーフライドチキン)のカーネルおじさんも逮捕されちゃうね」といった声が上がっており、マクドナルドが狙い撃ちにされたとする見方が広がった。

 同省地方紙記者も、こう話す。

「中国のファストフード業界は、熾烈な過当競争を繰り広げられている。KFCに次いで業界2位のマクドナルドは、別チェーンにとっては煙たい存在。ドナルド像の撤去が相次いでいるのは、同業者が城管を抱き込んで攻撃させていると考えて間違いないでしょう。撤去物の運搬には小さなトラック1台で事足りるはずなのに、今回は、現場にショベルカーまで投入しており、パフォーマンス的」

 さらに同記者によると、中国のファストフード業界でたびたび持ち上がる食品衛生問題についても「同業者によるチクリ合い」だという。

 しかし、泥仕合のような足の引っ張り合いにより、業界全体のイメージが低下するとは思わないのだろうか……。

最終更新:2016/06/16 14:28
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