日テレ『ミタ』続編を蹴った!? 松嶋菜々子が連ドラ復帰に“落ち目のフジ”を選んだ「したたかな計算」
#ドラマ #フジテレビ #松嶋菜々子 #反町隆史
7月から放送されるドラマ『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)に主演する松嶋菜々子。2013年に出演した同局の『救命病棟24時』 第5シリーズ以降、連ドラ主演は実に3年ぶりとなる。
『魔女の条件』(TBS系)、『やまとなでしこ』(フジテレビ系)、さらには最終回の視聴率が40%を超えた『家政婦のミタ』(日本テレビ系)など、これまで高視聴率女優と呼ばれてきた松嶋だが、生活が子育て優先となってからはメディア露出が激減。昨夏に主演したTBSテレビ60周年特別企画『レッドクロス~女たちの赤紙~』では、視聴率1ケタと惨敗している。
それだけに、今回のドラマがコケれば商品価値が一気に暴落する可能性もありそうだが、そんな正念場を迎える彼女が、連ドラ復帰の場に“落ち目のフジ”を選んだのはなぜなのか? 業界関係者が明かす。
「そもそも松嶋は『家政婦のミタ』の続編に出演すれば、高視聴率が約束されているんです。しかし、彼女はあの家政婦役を“みすぼらしい”“貧乏くさい”と感じていて、そんな役を再びやるなんて女優としてのプライドが許さない。逆に『救命病棟』のカッコいい医師役は大歓迎だった。しかし、夫の反町隆史が『相棒』(テレビ朝日系)を降ろされるという話が現実味を帯びてきたことから、背に腹は代えられないと、『ミタ』の続編を了承する寸前だった」
そんな折、大方の予想を覆し、反町の『相棒』続投が決定した。
「『相棒』がなくなれば、松嶋のCMのギャラだけが唯一の収入源になるところでした。3年前に愛犬が近隣住民にかみついた『ドーベルマン訴訟』の費用や、琵琶湖畔にある別荘の維持費もバカになりませんしね。しかし、反町の稼ぎが期待できることになり、逆に松嶋は“チャレンジ”ができる立場になった。それで、俳優陣から出演を拒否され、キャスティングが難航しているフジへ恩を売ることに方針転換。もし高視聴率を取れれば、“フジの救世主”として話題となり、商品価値はうなぎ上り。下落していたCMのギャラも一気に回復する、とそろばんをはじいたわけです」(同)
ドラマがコケればフジのせい、当たれば自分の手柄、家計は夫に稼がせる……松嶋のしたたかな計算に、抜かりはないようだ。
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