芦田愛菜の完全なる黒歴史……フジ『OUR HOUSE』最終回の茶番に「一つも共感できない」と酷評祭り
2016/06/13 23:00
#ドラマ #フジテレビ #芦田愛菜 #シャーロット・ケイト・フォックス #OUR HOUSE #どらまっ子TAMOちゃん
■どこまでも、ずうずうしい家族
桜子とクラスメイトたちが、担任の犬飼(鏡准一)と「自殺なんて、無理だからー!」と叫ぶ、なんだか気持ちの悪い謎のシーンをはさみ、長らく離婚問題で揉めていた琴音(松下由樹)と拓真(高山善廣)のシーンへ。「いつかまた、俺と再婚してくれ!」「琴音、愛してる!」と、復縁を迫る拓真。そして、結構な時間、抱き合う2人。同時に、月9ばりのさわやかなBGM……って、松下と高山のラブシーンって誰得? もはや、この夫婦のゴタゴタ話が、ドラマに必要だったかすら疑問です。
その晩、ここまで雲隠れしていた奏太が帰宅。桜子は、アリスよりも葵を選んだ奏太に対し、「あなたはもう、パパじゃない」「二度と戻ってこないで。あなたを勘当します」と、涙ながらに絶縁を言い渡します。相変わらず、愛菜ちゃんの泣きの演技がすばらしいだけに、「この脚本で涙を消費しないでほしい」と思ってしまいます。
別の日、アリスに、奏太との結婚式をセッティングしたとウソをつき、ウエディングドレスを着させる桜子。しかし、アリスが教会で待っていると、奏太ではなく、タキシードを来た4人の子どもたちが登場。「新しいママとして、家に戻ってほしい」とせがむ子どもたちに、「ソウタイナイ、ダンナサンイナイ、イミワカンナイ」と戸惑うアリスですが、新太郎(寺田心)に甲高い声で「ママになって」を連呼され、「ワカッタ」と受け入れます。う~ん、この流れだと、この家族は、ママの代わりなら誰でもいいとしか思えません。旦那もいないのに、子どもの世話と老人の介護をアメリカ人にせがむとは、なんてずうずうしい家族なんでしょう。
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