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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 山口組「伝説の暗殺部隊」とは
週刊誌スクープ大賞

中東で火気・武闘訓練も……六代目山口組「伝説の暗殺部隊」がついに始動?

 またまた新国立競技場建設に、無駄な費用が加わろうとしているとポストが報じている。

 6万8,000席の椅子を木製のものにするよう、五輪・パラリンピック東京大会実行本部(橋本聖子本部長)が、政府に要請したというのだ。

 もともとの建設計画では観客席はプラスチック製で予算は20億円だった。それが変更すると3倍の60億円にもなり、1脚当たり9万円になるという。木製だと2年ごとに再塗装、7年ごとに交換が必要になり、維持費は数百億円になる可能性があるというのである。

 ただでさえカネがかかりすぎるとクレームしきりなのに、なぜこのような無駄なぜいたくをしなくてはいけないのか? ふざけるなである。

 第5位。甘利明前経済再生相は、東京地検が彼と元秘書らを不起訴処分としたので、政治活動を再開すると発表した。

 これに腹を据えかねているのが、彼らを文春で告発した建設会社の元総務担当者・一色武氏である。一色氏は、こう話している。

「多額の金銭授受を伴う事件が、なかったことにされようとしています。到底納得することはできません。私自身、逮捕覚悟で、“ワイロ”を渡したことを実名で証言しました。そうした私の捨て身の告発も、国家権力の前では無力だったことに悔しさを覚えます。(中略)恐れずにいうなら、検察には最初から結論ありきのシナリオが出来ていたとしか思えないのです」

 一色氏の自宅には強制捜査が2度入ったが、「甘利氏や元秘書の自宅にガサが入ったという報道は一切ありません」(一色氏)。

 また検事から「マスコミには一切しゃべるな」と言われていたのに、検察が不起訴を発表する前日には、マスコミで一斉に不起訴と報じられた。

「こうやって検察の都合のいい情報をリークしていくんだなと実感しました。(中略)『十分な証拠がなかった』などと、不起訴を決めた検事の言い訳を代弁するマスコミはあっても、甘利氏や元秘書らに何を聴取したのかという肝心な話を伝える新聞やテレビがないのは残念です」(同)

 しかし、これですべて終わったわけではない。検察が下した不起訴処分という結論に対して、市民団体が検察審査会に不服申し立てを行っている。

「今度こそ検察審査会でしっかり審査をしていただき、『起訴相当』であると判断されることを期待しています。そして私を含め、甘利氏と元秘書を逮捕すべきです。そうでなければ検察は二度と不正を働く与党の大物政治家を逮捕することなどできないでしょう」

 日本は三権分立ではない。裁判所も、検察も「権力のポチ」化していることが、この件でも証明されたということだ。

 文春に横田滋・早紀江さんが2014年3月にモンゴルで、娘のめぐみさんの娘、ウンギョンさんと、その子ども(横田さんからはひ孫にあたる)と会って過ごした3日間の写真が載っている。

 どこにでもいる、年寄り夫婦とひ孫との団らんの姿。だが、ここまで来るまでにかかった39年という年月を思い、いまだに娘・めぐみさんが生存しているかどうかを孫のウンギョンさんに聞けない横田夫妻の胸の内を思うとき、涙が出るのを禁じ得ない。

 参議院議員の有田芳生氏が、そのときの詳細を書いている。ひ孫と遊ぶ横田夫妻のうれしそうな写真を見ていると、北朝鮮による日本人拉致がどれだけの人々を傷つけてきたかが思われ、新たな怒りが湧いてくる。

 滋さん83歳、早紀江さん80歳。残された時間は少ない。安倍首相を含めた政府は、なんらかの解決の糸口を見つけるためにすぐに動くべきである。

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