北海道・男児置き去りで大炎上の“プロブロガー”尾木ママ「100万件批判」発言で激怒ビジネス絶好調!?
2016/06/08 12:00
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尾木ママは10年ほど前、テレビ番組内で共演者の橋下徹弁護士が子育てで体罰をしてきた話をしたときに猛反論。このあたりから“怒り芸”が取り上げられるようになったが、当初は教育システムに関連した激怒だったところが、近年は分野外のことでも怒っている。
「最近では五輪エンブレムの盗作騒動のとき、デザイナーの佐野研二郎氏が200億円を受け取ったとか、ありもしない話をでっちあげてアクセス数を高めました。根拠のない大げさな話をすれば儲かるのがわかっているので、100万件なんて話も、その流れではないでしょうか」(前出ディレクター)
まさにお手本のような炎上商法だが、激怒ありきの発言だからか、その内容が一貫していないという突っ込みもある。橋下弁護士が大阪市長だった頃、学力の低い小中学生の留年案について「留年させても府民の子どもの力をつけてもらう、という案を橋下さんが出してきたら、僕は大喝采します」と言っていたが、実際にその案が出されると「日本ではいじめなどデリケートな問題もある」と否定していた。このときは、さすがにネット上でも「尾木ママは権利や義務といった言葉を相手に押し付けるわりに、批判ばかりで自身に対案がない」という厳しい意見が飛び交った。
いずれにしても、その言動が話題になればなるほど儲かるのであれば、激怒しながらも内心、笑いが止まらないだろう。実際、メディアでのコメントのほか、講演や著書の価値は高騰中。もはや評論家というより、教育をネタにしたオネエタレントのようだ。
(文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)
最終更新:2016/06/08 12:00
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