“制服を着たチンピラ”城管が中国各地で凶暴化! 屋台店主をこん棒でメッタ打ちに
2016/06/08 18:00
#ネット #中国 #動画 #東アジアニュース #城管
倒れた後も、複数の城管に殴る蹴るの暴行を加えられた
行きすぎたリンチのようにも見える今回の事件に、中国版Twitter「微博」にもネットユーザーから多くのコメントが寄せられている。
「これが、城管局がスローガンに掲げている《文明的な取り締まり》ってやつですか? 完全にストレス発散で殴ってるだろ」
「そんなに血気盛んな城管なら、釣魚島(尖閣諸島)にでも行って日本と戦ってこいよ」
などと、城管に批判的な内容がほとんどであるが、一方では、
「まあ、この屋台のおじさんも包丁で威嚇したんなら、どう対処されても文句は言えないだろ。そもそも無許可屋台は違法だし。俺は城管を支持する」
という声もある。
城管の市民への暴力が激化する理由について、広東省地方紙の社会部記者は話す。
「城管のほとんどは臨時職員で給与も安く、寄せ集めの人間で成り立っている。そのため、暴行事件を起こす職員も多い。今年4月には、雲南省昆明市で露天商の一団と城管10名が路上屋台をめぐりトラブルとなり、近くにいた13歳の男児が巻き込まれ、城管にこん棒で殴られる事件も発生している。また昨年12月には、江西省南昌市で城管のパトロール車が13歳の中学生をひき逃げし、城管が逮捕されている。運転していた城管は飲酒運転をしていたとみられている」
城管には「制服を着たチンピラ」というニックネームもあるが、実に言い得て妙である。
(文=広瀬賢)
最終更新:2016/06/08 18:00
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