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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 舛添都知事の“大ウソ”がバレる日
週刊誌スクープ大賞

「いつか自滅するときが来る」痴呆の母も利用した舛添要一都知事の“大ウソ”がバレる日

 先週の現代は実燃費とカタログ燃費の差を、実際に調べて発表した。今週は、その中でもカタログ燃費の65%未満しかない59車種を「実名公開」している。

 スバルのプレオは実燃費15.95km/Lなのにカタログ燃費は32.6km/Lで達成率は48.92%しかない。同じスズキのアルトラバンも達成率49.52%。三菱のeKワゴンは53.36%、フォルクスワーゲンのパサートは53.63%、トヨタのプリウスは53.50%しかないのだ。

 ユーザーをバカにしているとしか思えないふざけた自動車メーカーに鉄槌を下す時期が来ていると思う。

「全人類に向けた歴史的な演説──。現職の大統領として初めて被爆地・広島を訪れたバラク・オバマが語った言葉は、名実ともにそう呼ぶのにふさわしい」(『ニューズウィーク日本版』6/7号)

 5月27日にオバマ大統領が広島を訪問した。原爆記念館での滞在は10分間と短かったが、そのあとに行った17分間のスピーチと、2人の被爆者との握手、抱き合うする姿に涙が出るほど感動した。

 大統領就任早々行った核廃絶宣言、そして任期を終える間近に行った広島でのスピーチは、私も歴史に残るものになると思う。

 何にでもケチをつけたがる新潮は、オバマは核兵器なき世界を目指す勇気を持たなければいけないと語ったのに、「核発射ボタン」を広島に持っていったのは「自己矛盾だ」と批判している。

「アメリカ大統領は、つねに核兵器の発射命令を出せるよう指揮通信装置を携行しています。この正式名称は『大統領非常用手提げカバン』、通称『核のフットボール』と呼ばれています」(軍事アナリストの小川和久氏)

 このカバンで作動できる米国保有の核兵器の威力は、広島型爆弾(15キロトン)の2万2,000発分に相当するという。

「オバマさんが広島に滞在した1時間40分ほどの間、広島が実質的な“発射基地”になっていたわけです。(中略)政治家には言行不一致が多いとはいえ、非常にみっともないと思います」(平岡敬・元広島市長)

 こうした考えや、被爆者の中には今でもアメリカが憎い、謝罪せよという人たちがいることも事実である。本国へ帰ったオバマ大統領は、広島、長崎へ思いを馳せ、悲劇を二度と繰り返さないために、核廃絶への具体的な道筋を示してから大統領を辞めるべきである。

 現代の今週の巻頭は「格差社会ニッポンの現状」。貧富の差はますますひどくなってきていると怒り、年間3億円以上株の配当をもらっている人間が40人もいるが、それを含めて100人の株配当長者をズラッと書き出している。

 何しろ上位40人の金持ちが持つ資産は、日本の全世帯の下から53%ほどが所有する資産に匹敵し、アメリカは「上位10%の富裕層が国民所得に占める割合は50%」だから、富への集中度はアメリカ以上になっているのだ。

 シャクだから1位だけを挙げておく。いわずと知れたソフトバンクグループの社長・孫正義氏で、年間配当収入は92億4,820万円だそうだ。

 バカバカしくて読む気にもならない。

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