清原和博に執行猶予判決……警視庁組対5課が“次”にリストアップする「内偵中の5人」とは!?
#覚せい剤 #清原和博 #本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」
覚せい剤取締法違反容疑で逮捕・起訴された清原和博被告に、東京地裁は懲役2年6月、執行猶予4年の判決を下した。これと前後して、清原を逮捕した警視庁組織犯罪対策第5課は、次の摘発に向けて本腰を入れて捜査を進めている。
週刊誌などでは、次の逮捕者について“大物ベテラン俳優”などと煽っているが、筆者は清原の捜査終了後、清原周辺の人物で逮捕を視野に入れて内偵捜査を続けているのは5人だという情報を捜査関係者から入手している。
組対5課が内偵しているその5人とは、いったい誰か?
清原から押収した4台の携帯電話中に通話履歴が頻繁に残っていた大物ミュージシャンNと、元プロ野球選手H。加えて、かつて清原との不倫がウワサされた銀座のクラブママを常習者として、さらに関東連合関係者の2人を覚せい剤の密売人とみて、内偵捜査を進めているという。
ミュージシャンNに関しては、薬物疑惑が持ち上がったときに清原が相談の電話を入れたが、「もう、俺に関わらないでくれ。電話もしないでくれ」と一方的に絶縁宣言されたという話は、すでに明らかになっている。その後、清原が親しくなった銀座のクラブ関係者に「Nだけは絶対に許さない!」と激怒。Nは、清原にクスリの調達を頼んだこともあったという。
そんなNに対して、組対5課が事情を聴きたいと任意で呼び出したところ「俺は関係ない」と捜査に非協力的だったことから、当局はNをマーク。Nの身辺だけではなく、愛人とウワサされたモデルの自宅までマークしているという。
元プロ野球選手のHは、かつては清原同様に夜の銀座を肩で風切って飲み歩いていたが、清原逮捕後、銀座から消えた。5年前に不倫がウワサされたママも、清原逮捕後、店を休んでいるという。
さらに、覚せい剤の密売人とみられているのが、関東連合関係者。関東連合は、過去に市川海老蔵殴打事件や六本木クラブ襲撃事件を起こして世間を震え上がらせた半グレ集団だが、その後、警視庁が同組織を準暴力団と認定。取り締まりを強化したことで、組織としては事実上、壊滅したという情報もあるが、かつて関東連合に関係していた者たちによる薬物の密売は後を絶たないといわれている。さらには、関東連合が絡んだ未解決の殺人事件も、何件か残っている。
そんな中、警視庁捜査1課が内偵している未解決殺人事件と、組対5課が追っている違法ドラッグ汚染問題の捜査線上に、Nの関係者が浮上。捜査1課と組対5課が情報を交換しながら、異例の合同捜査を続けているという。しかし、5人ともなかなかシッポを出さないようだ。清原逮捕までに内偵開始から相当の時間がかかったように、薬物事件の摘発は簡単ではない。警視庁内の連携プレーで、次の逮捕者が出ることになるのか? 捜査の行方に注目したい。
(文=本多圭)
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