元モー娘。・石黒彩が発言を撤回、謝罪! その裏で働いた“業界力学”とは――
#テレビ東京 #モーニング娘。 #小島瑠璃子
一体どんな“力”が働いたのか……。
一世を風靡したモーニング娘。の元メンバーでタレントの石黒彩が、バラエティ番組内で明かした“お金の話”について、5月30日付のブログで訂正、謝罪した。
発端は、5月19日放送のテレビ東京系『ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞ける(秘)料亭~』。芸能人や著名人の驚きの実体験を語る番組だ。
ここで石黒は、モー娘。時代の給料に言及。グループを卒業するまで月給20万円で、保険などが引かれて手取りは12~13万円だったと述べた。
1999年に「LOVEマシーン」(zetima)がミリオンセールスを記録したのに、この給料は確かに安い。その理由について石黒は「『LOVEマシーン』のヒットにより、これまでモー娘に掛けてきた宣伝費が相殺された」のだと説明。「社長に『メンバーを辞める』と言ったら『お前バカだな。来年お金上げれるぞ』って言われた」とも明かした。
だが、30日になって石黒は自身のブログで発言を訂正。全盛期でも「手取り12~13万円だった」という部分について、当時の所属事務所に調べてもらったところ「低収入ではなかった」という。その上で「全て私の責任です。申し訳ありませんでした」と謝罪した。
ただ、突然の豹変ぶりにはキナ臭さも漂う。ネット上でも「何かおかしい」「圧力でもかけられたか」と疑問の声が飛び交っている。
業界関係者は「真相はどうあれ、当時の所属事務所から石黒サイドに抗議がいったことは間違いないでしょう。そうしないと『いくら事務所が搾取しているんだ!』という議論になりかねない。芸能界全体がブラック企業のように思われてしまう」と話す。
同じようなケースでいえば、ホリプロ所属の小島瑠璃子も大目玉を食らった。昨年10月に放送されたTBS系『旅ずきんちゃん』で、ホリプロのギャラ事情を暴露。「こういうバラエティに出していただく時も、いくらもらっているのかわからない。給料制だから。ここだけの話、めっちゃ極貧生活なんです」と金欠であることを明かし、「事務所からタクシー代が出ず、移動車もない。先月なんか残り2,100円になって、にっちもさっちもいかなくなって、実家の母親に『預金を崩してくれ』って電話しましたからね。金なさすぎて」と嘆いた。
これに、マネジャーが「ぶっちゃけすぎだ!」と激怒。
「売れっ子なのにこの安月給では、夢も希望もないということで怒られたそうです。ホリプロに人材が集まらなくなりますからね。ただ、正直、芸能プロはどこも搾取してます(笑)。一般企業だったら完全にコンプライアンス違反なところは、ごまんとあります」(ワイドショー関係者)
隠しておきたいなんらかの事情があるからこそ、事務所はギャラの話に敏感になっているようだ。
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