福山雅治だけじゃない! 辻希美、相武紗季……芸能界「不法侵入」事件簿
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5月22日、福山雅治と吹石一恵夫妻の部屋に侵入したとして、マンションのコンシェルジュだった宮本万里子容疑者(48)が逮捕された。吹石が帰宅すると、室内から宮本容疑者が飛び出してきたという。
この件で、福山は28日のラジオ番組で「おかげさまで無事でしてケガもなく、盗られたものもなく、とりあえず無事なんです。とはいえ、気持ちのいいものではない」と複雑な心境を明かした。
福山・吹石夫妻に限らず、芸能界にはこうした「不法侵入」被害に遭ったタレントは多い。芸能ライターが明かす。
「元モーニング娘。の辻希美は実家に住んでいた時、母親が犬の散歩で5分だけ家を空け、帰宅後、掃除を始めた。テーブルの下に掃除機をかけようとイスをどけたところ、そこから男の人が出てきたことがあったとか。それを契機に玄関に監視カメラを付けたところ、ある日モニターに真っ黒いマントをかぶった男が歩いてるのが映り、家の門を開けて敷地の中に入ってきたそうです」
元AKB48の増田有華は、朝起きて携帯を見ると、知らない人からタイトルがなく画像だけのメールが届いたという。
「そこには自分の家が写っており、その後にメールがもう1通来て、机の上にあったパスポート用の写真が映し出されていました。盗まれていたのは、その写真だけだったそうです」(アイドル誌ライター)
ロケ先の民宿に侵入されたケースもある。狙われたのは相武紗季だ。
「愛媛でドラマ『がんばっていきまっしょい』(2005年/フジテレビ系)の撮影が行われた際、熱烈ファンの男性が、民宿にこっそり忍び込んだ。スタッフが不審者に気づき暴走を阻止できましたが、捕まったストーカーファンは『会わせろ!』とわめき散らしていたそうです」(芸能記者)
実際に逮捕されたケースもある。鬼束ちひろの自宅マンション敷地内に入り込んだ疑いで、男が逮捕。その時、鬼束は部屋にいて、「30分ぐらいインターホンを鳴らし続ける男がいる」と通報。署員が駆けつけると、男は花束を持っており、鬼束に渡したかったと供述したという。
引退にまで追い込まれたのは、80年代に活躍した元人気アイドルの本田理沙だ。彼女がテレビで明かしたストーカー被害は強烈だった。
「同じマンションに引っ越してきた住民を装い、挨拶をするフリをして家の中に侵入。マンションのエレベーター内でストーカーと対面し、上半身の服を下着ごと全部めくられたまま胸を触られ続けた。相手がナイフを持っていたため『あ、もう死ぬな』と、死を覚悟したそうです。その時は、ほかの住民がエレベーターを呼んだことで犯人が逃走したが、身も心もボロボロに。その後、引っ越して新たな生活を始めるも、電気を消して暗いはずの部屋に突然赤い光が。彼女が助けを呼んで、最悪の事態は逃れましたが、警察の捜査によると犯人は風呂場の小窓の網戸を切り取って侵入。隣家との壁の隙間を巧みに使って2階まで上がったことが判明した。度重なるストーカー被害で本田は突発性難聴を発症するなど、体に異変が出たため、26歳で芸能界引退を余儀なくされました」(前出・芸能記者)
今回逮捕された宮本容疑者は「福山のギターが欲しかった」と供述しているが、吹石は身も凍る思いだったことだろう。
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