韓国・教育専門チャンネルの番組に捏造疑惑 インタビューを受けた学生たちが猛抗議「事実と違う!」
#マスコミ #韓国 #東アジアニュース
5月24日、フジテレビ系『直撃LIVE グッディ!』内で、シンガーソングライター冨田真由さんの刺傷事件を報道。プロインダビュアー・吉田豪氏の見解が取り上げられた。しかし、本人が自身のTwitterにて意図が違うと否定していることから、ネット上では「番組のねつ造か」と炎上する事態となっている。
ねつ造報道で炎上するのは、どの国も同じのようだ。お隣・韓国でも、とあるドキュメンタリー番組にねつ造疑惑が浮上し、ネット上で大きな波紋を呼んでいる。
問題となっている番組は、5月17日に放送された韓国の公営教育専門放送局EBS『勉強の配信』。放送後の25日には、匿名のA君が、ネット上で「ウソの番組名を聞かされて、事前説明なしにインタビューされた」と同番組を糾弾している。
当時を振り返ったA君によると、インタビューを受けたのは4月1日。A君が通う大学ではエイプリルフールに高校時代の制服を着て登校するという伝統があり、高校時代の同級生たちが集まっているときに、声をかけられたという。
A君はスタッフのインタビューに応じたが、「番組名や方向性や意図の説明は一切なかった」という。それなのに放送上では、「映像編集によって、大学に入っても高校別の集団意識を持っているように放送された」と怒りをあらわにしている。
同様の怒りをB君も示している。彼もA君と同様に「事前説明が何もなかった」と主張し「制服を着ているのが、まるでエリート主義の強調」であるかのように放送されたと明かした。
それに対して、制作陣は「意図を明かさず取材するのは不可能であり、学生たちの主張とは違って『教育ドキュメンタリーの撮影』だと説明した」と弁明している。
また、女子大生Cさんは同番組で意見が完全に歪曲されて伝わって、周囲から冷たい反応を受けていると、自身のFacebookにつづっている。Cさんは自身の発言がどう歪曲されたのかを、2,500字を超える長文で記した。
Cさんは、およそ1時間のインタビューを通して、人それぞれであることを伝えたつもりだった。しかし、実際の放送では過度な編集の結果、自身の優位性を強調して、ほかの大学生を軽蔑するように映されていたと訴えている。放送を見て不快感を持った人たちに何度も謝罪しながら、発言の意図が違うことを主張。深く傷ついているようだ。
制作陣による「捏造報道」。ネットの普及前ならばともかく、現代ではすぐにバレてしまう。制作側も、その部分に、しっかりと留意しなければならないだろう。
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