東京五輪招聘は2億円どころじゃない? 大新聞と新聞が報じない、JOCと電通の深いつながり
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
そのフライデーが今週もやっている「高崎聖子改め高橋しょう子『白い乳房の感動ヘアヌード!』」第2弾だが、さすが「日テレジェニック2015」を受賞したカラダは、はち切れんばかりである。乳房は大きいが、やや垂れ気味。ヘアの量は多い。顔は私好みではないが、うつ伏せになってお尻を持ち上げている背中からお尻にかけての線が美しく、迫力満点。
AVの世界では“大事”になっているしょう子ブームだが、『グラビア四天王 たかしょー MUTEKI Debut』(MUTEKI)も買いたくなってきた。
さて9位。NHKに『ファミリーヒストリー』という人気番組がある。著名人の家族の歴史を本人に代わって徹底取材して、その人間のルーツを探し出してくれるのだ。
昨年7月10日の放送ではジャーナリストの鳥越俊太郎氏が取り上げられた。だが新潮によれば、番組で鳥越氏の家系図だと出されたのはまったくのデタラメなものだったというのである。
鳥越氏の郷里は福岡県うきは市吉井町で、実家は鳥越製粉という製粉会社。その三代目社長・繁喜氏を支えたのが、弟で鳥越氏の父親の俊雄氏だった。番組では鳥越家の親戚だという鳥越市治氏が家系図を差し出し、「家系図に記された最も古い祖先は、戦国時代を生きた人物。名は興膳」というナレーションが入る。
興膳は戦国大名・大友宗麟の家臣。関ヶ原の戦いで豊臣方についたため不遇の時代を過ごし、その後、鳥越俊太郎氏の曾祖父が鳥越製粉の基礎を築いたと紹介された。
それを知って鳥越氏は「昔から権力側につかないという気持ちがあったんだな」と興奮気味に語ったという。だが、この家系図は同じ市に住む鳥越氏とはまったく関係のない、鳥越家18代当主・鳥越光氏のものだったのだ。
新潮が見た光氏の家系図は詳細なもので、興膳まで正確にたどれるという。光氏から抗議を受けたNHKエンタープライズのプロデューサーと制作会社の女性ディレクターが来て話し合いをしたが、結論は出なかった。その上、帰り際に「穏便にしましょう。これで終わらせましょう」と言ったというのだ。番組を作っている連中は、お笑いバラエティぐらいにしか考えていないのであろう。さすがに再放送はしないという連絡はあったという。
だが、今年2月、朝日新聞に鳥越氏が自分の半生を語ったインタビュー記事が載った。そこで鳥越氏が「先祖は興膳だったそうです」と話しているのだ。NHK側は、抗議があったことを鳥越氏に伝えていなかったのだ。
あきれるのは、新潮がNHKに質問状を送ったところ、「放送内容については問題ないと考えています」(広報局)という返事が返ってきたことである。
それに当の鳥越氏も「朝日新聞で興膳に触れたのは、記事を書いた記者の作文でしょう。もちろん私もゲラで確認したから責任がないとは言わないが、私から興膳の話を積極的にしたわけじゃない」と語っているのだ。
もし記者が、自分の言っていないことを書いたら、ゲラで直すのがイロハのイだ。そのまま載ったら、抗議しなくてはいけない。それに、間違ったことを全国へ発信したNHKに抗議し、もう一度番組を作り直させるべきだと思う。鳥越氏は現在、ジャーナリストではなく「がん評論家」なのだから、致し方ないか。
お次は文春のタレント・ベッキー話を少々。ベッキーは5月2日、離婚が成立した川谷絵音の元妻と対面して謝罪した。面会は弁護士たちが居並ぶ中で行われ、元妻は最後にベッキーに向かってこう言ったという。
「頑張ってくださいね。私も頑張ります」
ベッキーとプロダクションは、やれやれこれでテレビに復帰ができると胸をさすっただろう。だが、その直後、謝罪する2日前にTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたち』(5月13日放送)の収録が終わっていたことが発覚したのだ。
元妻はこのことを知らされておらず、放送当日の夕方、サンミュージックから連絡があったという。「順番が違う」。そう元妻が思ったのは当然である。
私もこの放送を見た。ベッキーはしおらしそうに見えたが、彼女とプロダクション側の「一日も早く復帰をしてカネを稼ぎたい」という底意が見え見えで、それに加担しているSMAP中居の目が落ち着かなかったのが印象に残った。
文春は放送後に元妻は弁護士と相談の上、サンミュージック宛てに抗議文を送ったと報じているが、サンミュージック側は「率直な心情を手紙に書いたもので、抗議文ではありません」と説明している。
だが、これだけの騒ぎを起こしたのに、たった3カ月ぐらいの謹慎で復帰するのは早すぎると、私は思う。復帰したとしても、これほどイメージが堕ちた彼女にCMは戻ってこないだろう。
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