トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 海外  > 中国産“人肉缶詰”に気をつけろ!?

「中国産“人肉缶詰”に気をつけろ!?」アフリカ版東スポによる独占スクープの真相とは……

kachiepa-2.jpg人肉缶詰工場の写真とコメントをアップした女性のFacebook。すでに2万6,000人以上の人がシェアしている

 というわけで、日本でいえば「東スポネタ」的なニュースだったわけだが、この報道に対して黙っていられなかったのが、現地の中国大使館。「これは悪意のある中傷で、到底受け入れることはできない」と、怒り心頭のコメントを発表している。

 これら一連の騒動の原因について、中国事情に詳しいライターの吉井透氏はこう推測する。

「一説には、アフリカ全体で100万人の中国人が暮らしているといわれています。その多くは田舎からの出稼ぎで、中国の安い粗悪品を輸入して現地で売って儲けている。また、中国政府が援助と称して現地のインフラ建設を請け負っていますが、中国人労働者を大量に連れてきて工事させるため、現地の人たちが仕事で潤うこともなく、しかもその工事がお粗末で、完成した途端に壊れることもしばしば。中国人たちは儲けた金は中国に送金してしまうため、現地の経済にまったく貢献しないなどということもあり、アフリカ各国で中国人は鼻つまみ者になっています。こういったことが積み重なって、今回のようなデマが流されたのではないかと考えられます」

 こんなヨタ話でもまことしやかに語られてしまう裏には、現地中国人の素行の悪さがあるようだ。
(取材・文=佐久間賢三)

最終更新:2016/05/23 11:21
12
ページ上部へ戻る

配給映画