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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > ベッキー復帰に番組スタッフが嫌悪感

「汚れタレントを使いたくない」ベッキー『金スマ』復帰も、別番組スタッフが嫌悪感

 ベッキーが所属するサンミュージックに最近まで勤めていた元関係者に聞いたところ、「今回の復帰番組でギャラがアップしたかは知らないけど、6月か7月には、できればすべてのレギュラー番組に復帰させたいと話していた」という。

『金スマ』の復帰放送が高視聴率だったことで、すでにベッキー側は複数番組にも出演を打診。ただ、前出スタッフのように、いまだベッキーの復帰に難色を示す業界人もいるのが現状だ。

「決まれば受け入れますけど、個人的に使いたいか使いたくないかと聞かれたら、正直もういい。個人的な感情だけでなく、番組スポンサーに抗議する人もいるので、愛着ある番組に“汚れタレント”を出したくないです。1月にSMAPの謝罪会見で31%を取った『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)はその番組作りに反感があって、2月には9%まで下がったんですよね。瞬間的に数字を取っても、えげつない炎上商法は、長い目で見れば視聴者離れすると思ってますから」(同)

『金スマ』は14年にも、批判が噴出した百田尚樹の著書『殉愛』(幻冬舎)を特集し、12.6%の視聴率を取った後、番組への嫌悪感が渦巻き、7~8%台が続く不振を招いたことがあった。Twitterなどでは、ベッキー復帰放送を見た視聴者が「『金スマ』は二度と見ない」と宣言していたりもする。

 今回の高視聴率を手放しで喜べるかどうかは、今後を見てみないとわからない。優等生キャラを演じても“裏の本性”ばかりがチラついてしまうベッキーだけに、元の番組に戻るよりも、新たな方向性を模索したほうがよさそうにも思えるのだが。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2016/05/20 14:32
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