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日刊サイゾー トップ > 海外  > 中国“ツインズ村”に熱視線!

土壌汚染か、風水的要因か――「10世帯に1世帯が双子」の中国“ツインズ村”に熱視線!

futagoo001.jpg青堰村の双子の子どもたち(出典:華龍網)

 女優の杏が第1、第2子となる双子の女児を出産したが、一般的に双子が生まれる確率は約1%といわれている。そんな中、中国重慶市のある山村では、以前から多くの双子が誕生しているという。「華龍網」(5月12日付)によると、同市の山あいに位置する青堰村では367世帯が暮らしているが、そんな小さな村に、なんと39組の双子が存在しているというのだ。さらに、親子3代にわたって双子という世帯もあり、原因不明の双子多発現象に学者なども調査に乗り出しているという。

 この村は海抜1,100メートルに位置し、年間平均気温は13.7℃と低い。工業汚染などの影響も認められず、以前から美しい山村として知られていた。この村で双子の赤ちゃんを育てる夫婦は、双子の多さについて、「水源や食べ物が原因ではないか」と記者に話す一方、「風水的要素」を挙げる村民もいるという。

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 そんな中、この村で双子多発現象を調査していた重慶師範大学の研究チームは、村の土壌成分に多くのセレン(セレニウム)が含まれていたことを突き止めた。コピー機の感光ドラムやカメラの露出計などに使用される化学物質で、毒性があることでも知られている。一方でセレンには、女性の排卵を促す作用があり、この土壌で作られた作物を口にしていたことで、なんらかの影響が及んでいる可能性があるという。

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