元AKB48・高城亜樹に何があった!? 謎の事務所退社と“キモオタスキャンダル”の影響とは
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今年2月にAKB48を卒業していた高城亜樹が、所属のワタナベエンターテインメントを4月末で退社し、フリーで活動していくことをブログで発表した。本人は「たくさんの世界をみて成長したいと思いました」と自ら退社を希望したように説明しているが、業界内では事務所から放り出されたという見方が根強い。
「何か理由があっての円満退社なら、次の所属事務所を決めさせて、そのままバトンタッチをするはず。当然、その予定があれば『フリーで活動』なんて宣言はしないですから、現時点では、誰も彼女を扱えないってことになります。何か問題があって事務所から切られた場合なら、業界の仁義として、ほかがすぐに拾うこともないですよ」(芸能プロ関係者)
高城は2008年にオーディションに合格し、柏木由紀、倉持明日香とユニット「フレンチ・キス」で活躍していたが、卒業後のタレント価値に問題があったのだろうか? シングル選抜総選挙の順位で見ると、10~11年は13位、12位と高い人気だったが、ワタナベエンターテインメントに移籍後の12年からは17位、20位、26位、30位と下降していた。今年1月の舞台では「女版・温水洋一になりたい」と、本格女優路線を進みたい意向を明かしていたが、人気凋落の末に大きな後ろ盾を失ったのはあまりに痛い。
AKB48を長く取材し、グループに直接接していた関係者にメンバー個々の評判を聞いて回った著書『AKB48解体全書』(鹿砦社)を持つフリーライターの藤堂香貴氏によると「前田敦子さんなんかは、良くも悪くもマイペースですが、話を集めたところでは、高城さんはその真逆。よく言えば天然キャラですが、悪く言えば情緒不安定。突拍子もない行動に出ることが多かったり、思い詰めて肌荒れしたりと、タレントとしては扱いにくいという評判だった」。
もっとも、過去にゴシップも相次いだ。12年、インドネシア・ジャカルタのJKT48での活動を命じられた直前、私大生らとの交際話が浮上。ファンからは、一種の左遷ではないかといわれていた。
「そのジャカルタでも、現地の言葉をろくに覚えもせず、日本に里帰りしてばかりだったと批判され、大きな成果も残さず解任されています。本人は『私はセンターを目指してガツガツ行くタイプじゃない』と冷めたことを言っていましたが、グループ内の競争社会が売りのAKBでは、ファンの熱意に背を向けた形。人気を下げたのも当然でしょう」(藤堂氏)
さらに2年前には、野球選手らとの合コンに関する発言をTwitterで誤爆。慌てて「私が書いていないことが、私のTwitterで呟かれている」としてアカウントの乗っ取りを主張し、「取引先の派遣社員が犯人」と取り繕ったが、警察に被害届も出さず、多くのファンに「白々しいウソ」と言われてしまっていた。
NEWS・手越祐也との合コンを熱狂的な手越ファンから暴露されるという一幕もあったほか、極めつきは昨年12月、卒業を発表した5日後に、浦和レッズの杉浦大輔コーチとのお泊まりを撮られてしまったこと。これは、高城の私服姿がアイドルとは思えないセンスの無さで「まるでキモオタ」などと言われる始末。ファンを二度ガッカリさせてしまった。
本人が目指す女優業は、大手事務所のバックアップがあればテレビドラマ出演などで大きな稼ぎも期待できる世界だが、アイドル上がりの若手がフリーでのし上がれるほど甘くはない。仕事を選ばなければギャラの安い舞台仕事といったものはあるにはあるだろうが、チケットを手売りしなければ使われなくなるなど営業力が求められる。「ガツガツ行くタイプじゃない」という高城にとっては、かなりハードな道となりそうだ。
(文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)
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