敵地サポーターがマンUバスを襲撃! その意外な車内映像とは?
#サッカー
10日に行なわれたイングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッド対マンチェスター・ユナイテッド(以下マンU)の一戦で、試合前にマンUのチームバスがウエストハムサポーターによって襲撃される事件が起きてしまった。ウエストハムは来シーズンから本拠地を移転するため、この日がホームであるブーリン・グラウンドのラストゲームとなり、さらにヨーロッパリーグ出場権を争う大事な試合となったことが原因で、サポーターたちはこのような暴挙に出たと見られている。
映像を見ると、ビンや缶などがバスに投げつけられており、マンUの主将であるウェイン・ルーニーは「バスが破壊された」とコメントを残している。さぞかしバスの車内にいた選手たちは怯えていたかと思えたが、実はそうでもなかったようだ。
「マンUのMFジェシー・リンガードが、そのときの車内で自撮りした動画をネットにあげています。車内は絶叫が飛び交い、選手やコーチたちは窓ガラスが割れることを恐れて通路に伏せていました。しかし、撮影しているリンガードは、怯えている表情を見せたかと思えば、なぜかすぐに笑顔になって舌を出したりと、ずっとふざけているんですよ。よく見ると、他の選手たちも叫び声を上げながらもスマホで写メを撮ったり、わざと他の選手にもたれかかったりと楽しんでいる様子でした。中には、まったく意に介さず窓際で普通に携帯をいじっている選手もいました。すぐ横の窓にビンが投げつけられているのに、すごい根性ですよね」(スポーツライター)
外では、数百人の敵サポーターが少しでも精神的ストレスを与えようと躍起になっていた。しかし、当の選手たちにとっては、移動時間の暇を潰すちょっとしたイベントに過ぎなかったようだ。世界のトップで活躍するアスリートのメンタルの強さは、我々の想像を遥かに超えたところにあるのかもしれない。
(文=沢野奈津夫)
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