藤原さくらに“ビジネスキス”させた『ラヴソング』 またまた最低視聴率記録更新で……
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フジテレビの月9『ラヴソング』第5話は視聴率8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。またまた最低記録を更新してしまいました。まず、前回はゴールデンウィークでお休みだったので第4話を3行で振り返ってみます。
・神代(福山雅治)、ヒモ生活を卒業してひとり暮らしを始める。
・さくら(藤原さくら)、レコード会社と契約するチャンスが空一(菅田将暉)のポカで飛ぶ。
・反省する空一、慰めるさくらに、いきなりキッス!
というわけで、結局神代がヒモであるという設定はモヤモヤしたまま解消されました。序盤に特に意味を持っていたようにも見えなかったんですが、なんだったのでしょう。
そして第5話は、前回の最後でキッスしたまま放置されていた空一&さくらの“その直後”からスタート。さくらに突き飛ばされた空一は「ごめん」と謝りつつ「オレとやってかんか?」「オレがおまえを歌わせてやるけん」と熱烈告白。さくらのリアクションに注目でしたが、笑ってごまかして追い出すだけでした。
その後も、ちょっとだけギクシャクしている2人でしたが、空一が「友だちのままでいいよ」と告げると、平気で食べかけのサンドウィッチを交換するくらいの“以前の関係”に戻ってしまいます。あっさり!
結局のところ、さくらのキッス遍歴というか、まともに人としゃべれない女のコの「たぶん普通じゃないであろう恋愛遍歴」がよくわからないので、さくらにとってあのキッスがどんな意味を持つのか、見ている側に全然伝わってこないんですね。ファーストキッスなのか、どうなのか、そのあたりは、この恋愛劇(?)のヒロインを描く上でとっても重要なことだと思うんですが、特に何もないんです。すぐ元の関係に戻っちゃう。
こうなると、もうあのキッスはドラマの前半を盛り上げるための演出上の都合というか、予告にインパクトを出して引っ張るためだけの“ビジネスキス”だったと理解するしかないんでしょう。
まあ、その効果もなく視聴率は下がり続けてますので、キッスはいったん忘れて(せっかくしたのに!)物語を追うことにします。
第3話のライブ後、「りえんねもちくんどぅ(未練がましくなるだろう=記事参照)」と言ってアンコールを打ち切った神代ですが、心変わりがあったようで「一緒にライブをやろう」とさくらに持ち掛けます。この心変わりは、神代が過去にプロとして活動を共にしていたボーカリスト・HARUNOさんの存在が伏線になっている様子。その後「(自分は)むかしの自分と張り合ってる」というセリフも出てきます。音楽で成功できなかったという自分のアレの解消にさくらを利用する感じですね。波乱を呼びそうです。
一方、空一はさくらのYouTubeデビューを思いつきます。神代をさくらの部屋に招いて撮影し、その後、神代と2人になったところで「さくらとキスしました」と告げるのでした。対抗心バリバリの空一と「青春だねぇ」と余裕の神代(44)。そりゃ余裕でしょう。(44)だもんね。空一は献身的にさくら動画のQRコードを掲載したチラシを配ったりしてます。さくらさん、周囲の人に恵まれています。
そんなこんなで目に見えて明るくなったさくらですが、吃音の治療でお世話になっている言語聴覚士・夏希(水野美紀)に「(みんなからの期待に)逃げ出したい」「何を歌いたいかわからない」と、それなりに悩んでいる様子です。
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