トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > その他 > ウーマン・ウェジー  > 戸田恵梨香と加瀬亮の「信頼関係」

『SPEC』ファン大興奮の戸田恵梨香・加瀬亮カップル、ポイントは「信頼関係」

 戸田恵梨香(27)と加瀬亮(41)の熱愛報道に、驚いた読者は多いのではないか。筆者はスポーツ紙の見出しを見て最初、「あれれ?」と首をひねった。松山ケンイチ(31)、綾野剛(34)、関ジャニ∞の村上信五(34)と、これまで交際のたびに週刊誌に報じられてきた戸田だが、綾野と別れてから付き合っていた勝地涼(29)とは、やたら“結婚間近!”と喧しかったからだ。リョウ違い? とすら思った。

 だが、その認識は古かったようである。このふたり、昨年9月にひっそりと破局報道が出ているではないか。戸田と勝地は結婚を意識した交際だったようで、両家の親にも互いを紹介済み、さらに戸田の実家(神戸)に揃って帰省し、戸田の父親から結婚の承諾も得ていたという。もっとも戸田はつきあった男性はすぐに実家に連れ帰るタイプ(かつては松山ケンイチ、綾野剛も実家同行していたことを父親がマスコミ取材でしゃべっている)だが。

 さて、14歳差の戸田と加瀬は、2010年から2013年にかけてドラマ放送および映画化もされた作品『SPEC』(TBS系)で共演。加えて、この4月に放送されたスペシャルドラマ『この街の命に』(WOWOW)でも再共演を果たした。このドラマの撮影は昨年末に行われたようで、どうやらこれをきっかけにしてふたりは交際をスタートさせたらしい。ちなみにドラマの完成披露試写会で加瀬は「戸田さんは、とても信頼している役者さん。刺激と安心を撮影に与えてくれる人」と発言。これに対して戸田は「(『SPEC』とは)敬語を使う関係が逆転していたので、気持ち悪かった」と話しながらも「役者としてすごく尊敬しているし、すべて委ねることができました」と続けている。なるほど、互いに尊敬できる関係。これは恋愛に発展するのも頷ける。

 互いの相性の良さを見せつけるようなインタビューはほかにもある。13年、『SPEC』の劇場公開時に戸田と加瀬がふたり揃ってwebサイト掲載のインタビューを受けているのだが、こちらもなかなか興味深い内容であった。戸田と加瀬は「(それぞれの役名)当麻と瀬文は、照れ隠しのため大事なセリフの時は決して目を合わせることはない」と暗黙のルールを共有していたが、撮影中に一度だけ戸田が「ここは目を合わさないといけないかな?」と思うシーンがあったそうだ。戸田が顔を上げた時、なんと加瀬演じる瀬文も同じように顔を上げて戸田を見ていたのだという。その際、戸田は「おお~」とびっくりしてしまった……というエピソードだ。打合せすることもなくこの呼吸だったとしたら、たとえ当麻と瀬文になりきっていたとしても、それはもう演じているふたりは運命を感じずにはいられなかったことだろう。加えて、同インタビューでは、ふたりともが当麻と瀬文以外での再共演を熱望していたことも印象的だった。この役者としての信頼関係が、プライベートな部分で男女間の信頼関係と移っていったのだろうか。

 戸田の所属事務所は「大人なのでプライベートは任せています」、そして加瀬の事務所は「報告は受けていないが、お似合いのカップルだと思います」とコメントを発表している。どうやら少なくとも加瀬の事務所は、戸田との交際についてかなりウェルカムな様子で、戸田側も否定する必要性は感じていない様子だ。ウェルカムなのは加瀬の事務所だけではなく、『SPEC』ファンも大興奮。「めちゃくちゃお似合い」「胸熱、高まる~」などこのカップルを祝福する文章が続々とネット上に集まっている。男女のバディ役で共演し、実生活でも恋人同士になったカップルといえば、同じ堤幸彦演出で『SPEC』の前身ともいえる作品『ケイゾク』の中谷美紀・渡部篤郎が有名だ。彼らは10年以上にわたる交際を経て別れてしまったが、戸田と加瀬については早くも「結婚するんじゃ?」と浮き足立つ外野の声が大きい。

 それにしても、本人が結婚願望を公の場でアピールしたことはほぼ無いはずだが、なぜか“結婚したがり”という前提での交際報道が非常に多い戸田。綾野との時も、勝地との別れも、戸田が“超束縛女子”であることに男性側が耐え切れなくなった……という破局記事が出ていた。トークバラエティへの出演が多くはない戸田だが、まだ若手としての売り出し期間だった07年に出演した『グータンヌーボ』(フジテレビ系)では、「毎日彼氏と一緒にいたくない。毎日連絡取りたいって思うタイプじゃなくて。 面倒くさいんですよね、いちいちかまってられない」「自分からその人に対しての愛情と向こうからもらう愛情が、一緒ぐらいじゃないと嫌。どっちかが愛しすぎとか、そういうのがだめで」と恋愛観を明かしていた。この感覚と“超束縛女子”という噂がどうにも結びつかないのだが……。実際のところ、どうなのだろうか。
(エリザベス松本)

最終更新:2016/05/07 09:30
ページ上部へ戻る

配給映画