ジャニー喜多川社長“SMAP解散否定”発言の裏で「嵐・松本潤に木村拓哉の立場を奪わせる」動き
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「心配は全然ない。解散なんて冗談じゃない。もともと、そんな気持ちは毛頭ないですよ、みんな」
5月4日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が、報道陣にSMAPの解散説を全面否定した。しかし、独立騒動の表面化から4カ月もたってこんな話を切り出したのは、その火種が残っているからと見る記者は少なくない。「ウソをついていたら、すぐわかる」とジャニー社長は言ったが、木村拓哉以外のメンバーが一時独立を決断していたのも事実で、SMAPとの深い絆を語っても、騒動以降にメンバーらと会ったのは、たったの一度だけという状況だ。
ここにきてSMAPに解散説が再燃しつつあるのは、熊本地震に対するジャニーズ事務所の動きも根拠となっている。
先ごろ、熊本県を応援するCMに嵐が出演し、熊本の民放4局で放送されたが、5年前の東日本大震災時はジャニーズを代表するようにSMAPが真っ先に出演しており、これを「ジャニーズの顔が交代した」と見る向きは強い。
SMAPはこの5年、毎週欠かさず震災復興のための募金活動を行っており、それは独立騒動で謝罪会見をした日も変わらなかった。今年3月に入ってもNHKで支援のコンサートを放送したが、大手メディアの報じ方は遠慮がち。大々的に扱われている嵐のCM出演とは雲泥の差があり、ジャニーズと密着するメディアの姿勢はイコール、ジャニーズの姿勢と比例すると見ることもできる。
「嵐の記事に、本当なら先輩グループのSMAPがやってきた活動を重ねて書きたかったんですが、ジャニーズにとって、それはあまり面白くないようで、それを察してSMAPのことには触れずに嵐のことだけを書いたんですよ。もちろんジャニーさんとか事務所のスタッフのほとんどはそんな区分けをしようとはしてなかったんですが、メリー(喜多川副社長)さんの意向があるようなので……」(スポーツ紙記者)
一説には、嵐が今回の支援CMに出演することは、SMAPのメンバーには知らされなかったともいわれる。先の独立騒動の背景には、SMAPのチーフマネジャーだった飯島三智氏が、次期社長でメリー副社長の娘、藤島ジュリー景子副社長と対立したことにあり、そのジュリー副社長が手掛けてきたのが嵐であることを考えれば、ジャニーズ内の本流として嵐がプッシュされるのは自然なこと。ただ、SMAPと嵐は良くも悪くも事務所とのスタンスが正反対で、それが災害支援に出たという見方もある。
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